NEXCO中日本 東京支社が公式SNSで、思わずヒヤリとする「事故映像」を投稿し、話題になっています。いったい何が起きたのでしょうか。
■突然目の前に接近するコンパクトカー
NEXCO中日本 東京支社が公式SNSで、思わずヒヤリとする「事故映像」を投稿し、話題になっています。
いったい何が起きたのでしょうか。
2024年9月20日に投稿された動画では、新東名高速道路の西行き(下り線)の新静岡IC付近を走行する、NEXCOの道路パトロール車のドライブレコーダー映像が映し出されています。
道路パトロール車がちょうど日常の巡回を行っていた目の前で、事故が発生しました。
片側3車線の中央部を乗用車が走っていたところ、右端の追越車線のトラックが追い付いてきました。そのまま横を追い抜いていくかと思いきや、トラックは突然左へ大きく寄っていき、乗用車の右側方後部へ接触。
当てられた乗用車は左へはじき出されるような形になり、左側車線を越えて新静岡ICのランプへ入り込んでしまいました。慌てて後ろから、パトロール車が現場へ急行します。
動画の終わりでは、当てたトラックは何食わぬ顔で、追越車線を走り抜けていく様子が映し出されています。
今回は「ゴツン」で済みましたが、ほんの少し当たり所が悪ければ、乗用車が宙を舞う大クラッシュを招いていてもおかしくない、危険な追突でした。
トラックは接触時、急にハンドルを左へ切って元の追越車線へ戻ろうとする挙動でした。このことから、トラックは接触するまで、自分が車線を逸脱して左へ寄っていたことに気付いていなかったと思われます。
この映像は、道路のパトロールを委託する中日本ハイウェイ・パトロール東京が、公式サイトで公開している啓発動画です。
同サイトでは、こうしたインシデントについて、たとえこちらがきちんと安全運転をしていても、「漫然運転やわき見運転の車両が後方や横から忍び寄ってくることもあります」と注意喚起。
「バックミラーやサイドミラーなどで四周確認、危険を回避しましょう」と、自分の身を守るため常に注意を配るよう呼びかけています。
SNS上のコメントでは「いやこれ、回避ムリでしょ」「こっわ」「予想外の事故だった」「こんな右後ろから突っ込まれるなんて」と、危険な運転や、いざという時の回避の難しさに戦慄する声が。
また「国道のバイパス走っててこれやられた事ありますね…しかもおそらく故意。相手は軽四のおばちゃん、右に並んでこちら見ながら寄ってくる。何してんだ?と思う間も無くヒット」「昔、北陸道を南下中に、この被害者のようになりかけたことがある」と、同様の体験をした人の声も見られました。