ホンダは2024年10月15日から4日間開催される「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024(ジャパンモビリティショービズウィーク2024)」の出展概要を発表しました。
■パーソナルモビリティなどを展示 自工会ブースではCR-Vも
ホンダは2024年9月24日、10月15日から18日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK(ジャパンモビリティショービズウィーク2024)」の出展概要を発表しました。
これまで「東京モーターショー」として開催されてきた自動車展示会が2023年10月、JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー・以下JMS)として生まれ変わりました。
59年ぶりに名称が変更されるとともに、従来の自動車産業だけでなく、モビリティ業界全体としてのショーへとコンセプトも一新。2023年は「ショーケースイベント」として一般・ビジネス両ユーザーを対象とし、さまざまなコンセプトモデルが披露されています。
2024年では「ビジネス向けイベント」として、スタートアップ企業の出展やビジネスマッチング、モビリティ産業が抱える課題などについて取り上げた「Future Mobility Forum(未来モビリティ会議)」などが開催されます。
今回ホンダのブースでは、パーソナルモビリティ「UNI-ONE」、自転車の電動・コネクティッド化技術「SmaChari」を展示。
このうちUNI-ONEとは、着座型で両手が自由に使えるパーソナルモビリティです。
ロボティクス研究から生まれたバランス制御技術とホンダ独自の車輪機構「Honda Omni Traction Drive System(オムニ トラクション ドライブ システム)」の採用により、目線が立位に近く、両手が自由になることで、周囲の人とコミュニケーションしながらの移動が可能だといいます。
今回、UNI-ONEにDXの視点を加え、新しい未来の移動体験を共に提供するパートナーの探索とコミュニケーションを図るとしています。
また、新事業創出プログラム「IGNITION」スタートアップ企業とのコラボレーションを促進するオープンイノベーションプログラム「Honda Xcelerator Ventures」の情報発信を行います。
さらに、一般社団法人日本自動車工業会(自工会) 合同展示エリアでは、新型燃料電池SUV「CR-V e:FCEV」の実車を展示します。
新型CR-V e:FCEV は2024年7月に発売。日本の自動車メーカーが発売するモデルとして初めて、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池自動車です。
これにより、FCEVが持つ長い航続距離と水素の充填時間の短さといった特長はそのままに、家庭や外出先で充電できるプラグイン機能を加えることで利便性をさらに高めています。
また、電動スクーター「EM1 e:」、可搬式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」とその交換ステーション「Honda Power Pack Exchanger e:」も展示する予定です。