京浜急行バスは2024年9月24日、ダイヤ変更を10月初頭におこなうと発表しました。その中で、江の島を発着するバス路線について、平日の運行は無くなるとしています。
■由緒ある京急のルート
京浜急行バスは2024年9月24日、ダイヤ変更を10月初頭におこなうと発表しました。
その中で、江の島を発着するバス路線について、平日の運行は無くなるとしています。
江の島を発着する路線バスは、京急バスが鎌倉駅行きの「鎌6」系統と大船駅行きの「船6」系統を、江ノ電バスが藤沢駅行きと大船駅行きの路線を運行しています。
このうち、京急バスの「鎌6」「船6」のいずれも、平日の運行が廃止。土休日も、各3往復から2往復へ減便となります。
京急バスのルートは鉄道路線の江ノ島電鉄とは異なり、江の島からいきなり北上し、鎌倉山を経由して大船駅や鎌倉駅に向かいます。
もともとこの江の島~大船のルートは、戦前から京急が有料道路として運営しており、有料道路としては日本初の事例でした。1989年に完全無料化して現在に至ります。1970年には並行して湘南モノレールが開業しています。
京急バスでは他にも、鎌倉駅~大船駅をつなぐ「船7・船8」系統が平日の運行廃止に。同じく鎌倉駅~大船駅をつなぎ、鎌倉山を経由する「船9」は完全廃止になります。
なお江の島~大船駅は、同じルートで江ノ電バスが運行継続となり、平日も1日20往復以上が確保されます。