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京急バスが江ノ島から“撤退”へ!? 10月から「平日運行ゼロ」に…「日本初の有料道路」歴史的ルートも路線バス“風前の灯”

くるまのニュース 2024年9月26日 20時25分

京浜急行バスは2024年9月24日、ダイヤ変更を10月初頭におこなうと発表しました。その中で、江の島を発着するバス路線について、平日の運行は無くなるとしています。

■由緒ある京急のルート

 京浜急行バスは2024年9月24日、ダイヤ変更を10月初頭におこなうと発表しました。
 
 その中で、江の島を発着するバス路線について、平日の運行は無くなるとしています。

 江の島を発着する路線バスは、京急バスが鎌倉駅行きの「鎌6」系統と大船駅行きの「船6」系統を、江ノ電バスが藤沢駅行きと大船駅行きの路線を運行しています。

 このうち、京急バスの「鎌6」「船6」のいずれも、平日の運行が廃止。土休日も、各3往復から2往復へ減便となります。

 京急バスのルートは鉄道路線の江ノ島電鉄とは異なり、江の島からいきなり北上し、鎌倉山を経由して大船駅や鎌倉駅に向かいます。

 もともとこの江の島~大船のルートは、戦前から京急が有料道路として運営しており、有料道路としては日本初の事例でした。1989年に完全無料化して現在に至ります。1970年には並行して湘南モノレールが開業しています。

 京急バスでは他にも、鎌倉駅~大船駅をつなぐ「船7・船8」系統が平日の運行廃止に。同じく鎌倉駅~大船駅をつなぎ、鎌倉山を経由する「船9」は完全廃止になります。

 なお江の島~大船駅は、同じルートで江ノ電バスが運行継続となり、平日も1日20往復以上が確保されます。

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