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トヨタ「“2階建て”ミニバン!?」公開! 「大人4人」が寝られる“めちゃ広い”「ノア」? バンテック新潟「MR-X POP」横浜で実車展示

くるまのニュース 2024年9月26日 17時10分

バンテック新潟 バンレボ横浜店は、「横浜キャンピングカーショー 2024」にトヨタの人気ミニバン「ノア」をベースにしたキャンパーを実車展示しました。どのような特徴があるのでしょうか。

■ミニバンの使い勝手が備わる「快適キャンピングカー」!?

 キャンピングカーの製造・販売を行うバンテック新潟 バンレボ横浜店は、パシフィコ横浜(横浜市西区)で2024年9月14日から15日まで開催の「横浜キャンピングカーショー 2024」に出展し、トヨタ「ノア」をベースにしたキャンパー「MR-X POP(エムアールエックス ポップ) 車中泊快適パッケージ」を実車展示しました。
 
 人気のミニバンをベースにしたキャンピングカーだけに、来場者から多くの注目を集めていました。

 バンテック新潟は、トヨタの商用バン「ハイエース」や、人気ミニバンのトヨタ「ノア/ヴォクシー」、日産「セレナ」などをベースにしたさまざまなキャンピングカー「Van Revo(バンレボ)」シリーズを展開しています。

 そんななかで横浜キャンピングカーショー 2024に同社のバンレボ横浜店が出展したのが、ノア「ハイブリッド X」をベースにしたキャンピングカー“MR-X POP 車中泊快適パッケージ”(以下、MR-X)です。

 ベース車に備わる3列シートのうち、3列目(サードシート)を外して定員5名とし、後部に収納スペースなどを架装しています。

 室内には2名就寝可能なフルフラットのベッド展開ができる収納式のウレタンマットを備えるほか、ポップアップルーフを追加することで、展開時にはこちらにも大人2名の就寝ができます。

 加えて、快適装備としてビルドイン電子レンジやシャワーフォーセット付シンク、テーブル、遮光カーテンなども備えました。

 また走行充電機能やサブバッテリー、ソーラーパネル、インバーター、ACコンセントなどを備えた電装システムや、FFヒーター、AC100V外部入力なども標準装備します。

 展示車にはさらに車中泊快適パッケージとして、フルセグ付きの7インチワイドナビやドライブレコーダー、バックカメラ、ナビ用のサブバッテリー切り替えリレー&スイッチ、後席10インチフリップダウンモニターなどが特別装備されていました。

 会場の担当者はMR-Xについて次のように話します。

「キャンピングカーの多くが商用バンなどをベースにしていますが、MR-Xは乗用ミニバンのノアをベースにしているので、“トヨタセーフティセンス”などの快適機能も充実しています。

 追従や渋滞の停止機能もあるACC(アダプティブクルーズコントロール)も備わっていて、長距離ドライブが快適です」

 購入したユーザーの多くもそうした機能性について評価しているといい、「普段の街乗りで使う場合は、通常のノアとまったく変わらない使い勝手なのも喜ばれています」と話します。

 こうしたミニバンベースのキャンピングカーは今後、さらに増えていくのかもしれません。

 MR-Xの車両価格(消費税込み)は487万5000円(ガソリンモデル)より設定され、ポップアップルーフなどのオプションも備えた会場展示車両(ハイブリッドモデル)の価格は681万3700円と案内されていました。

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