ホンダ「N-BOX」のアウトドア仕様として「N-BOX ジョイ」が追加されます。3つのタイプをラインナップするN-BOXですが、どのタイプがもっとも人気なのでしょうか。
■「標準仕様・カスタム仕様・アウトドア仕様」どれがいい?
ホンダは、軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」の新モデルとして「N-BOX JOY(ジョイ)」を2024年9月27日に発売します。
“日本一売れているクルマ”として知られるN-BOXですが、3代目となる現行モデルは2023年10月に登場。軽自動車最大級の広い室内空間や高いアイポイントという従来モデルの特徴を受け継ぎ、ノイズレスな視界を追求して見通しが良く、さらなる運転のしやすさを追求しました。
ラインナップは標準仕様の「N-BOX」とエアロ仕様の「N-BOXカスタム」の2モデルが展開されていましたが、新たに新型N-BOX ジョイが追加されます。
新型N-BOX ジョイは、軽スーパーハイトワゴンとSUVをクロスオーバーさせたアウトドア仕様として投入。
アウトドアのなかに「リラックス」を追求し、安心で効率的な日常生活をサポートするN-BOXの基本価値に加えて、気楽に心に余裕を持って毎日を楽しむといった新たな価値を目指したモデルとなっています。
外観は、丸目ヘッドライトとフロントバンパーやリアバンパー下部がブラックで囲われたコンビネーションデザインを採用。サイドのドアロアガーニッシュも装着され、アクティブで頼れる“道具感”を表現。
内装は、インパネやドア周りの形状は他のN-BOXシリーズと共通のデザインですが、新型N-BOXジョイでは汚れが目立ちにくいチェック柄に、Nシリーズ初となる撥水表皮を用いたシートや、インパネ全体に汚れが気にならないタフネスカラーを採用するなど、アウトドアレジャーに適したインテリアを採用しました。
撥水素材の生地は、各シートのメイン部(座面、背もたれ)やフロントシートアームレスト、リアシート背面、スライドボード上面に使用しています。
後席を前に倒すと出現する、広大かつ居心地の良いスペースで、足を伸ばして過ごせる「フラットテラス」も新型N-BOXジョイの特徴のひとつとなっており、フロアのほぼ全面に撥水ファブリックを採用することで、飲み物などをこぼしても簡単に拭き取ることが可能です。
この新型N-BOX ジョイの登場によって、3タイプのN-BOXが出そろいましたが、どのモデルが人気なのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。
「N-BOXでは3つのスタイルが選べるようになりましたが、どのモデルが好みですか?」という質問では、「N-BOXカスタム」を選択した人が最も多く、全体の47.1%を占めました。
次いで新型N-BOXジョイ(41.2%)、N-BOX(11.7%)という結果となりました。
N-BOXカスタムを選んだ人の意見は「特徴的な外観でとてもかっこいい」「高級感がある」、また新型N-BOXジョイを選択した人の意見は「シンプルすぎず、派手すぎないところがちょうどいい」「N-BOXは初代からキープコンセプトなので、ジョイは新鮮みがある」など、個性的なモデルが支持されているようです。
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新型N-BOXジョイのグレードは、自然吸気エンジン搭載の「N-BOXジョイ」と、ターボエンジン搭載の「N-BOXジョイ ターボ」の2種類が設定され、FFと4WDが用意されます。
運転席&助手席シートヒーターやフロントシートアームレスト、オートリトラミラーといった機能が標準で備わるほか、運転支援システム「ホンダセンシング」も全車に搭載されました。
新型N-BOXジョイの価格(消費税込)は184万4700円から226万500円です。