トヨタの北米法人は2024年9月26日、2025年モデルの新型「RAV4 プラグインハイブリッド」を発表しました。
■モデルの識別をしやすくための名称変更を実施
トヨタの北米法人は2024年9月26日、新型「RAV4 プラグインハイブリッド」2025年モデルを発表しました。
これまでは「RAV4 プライム」として販売されましたが、名称変更が実施されました。
RAV4は1994年に登場したミディアムサイズSUVです。日本では3代目をもって販売終了しましたが、5代目となる現行型が2019年に発売され復活。ふたたび人気を獲得しています。
北米でもコンパクトSUVの最量販モデルとして支持されています。
現行モデルでは都会的かつワイルド感を増したスタイリングはそのままに、TNGAプラットフォームを採用したことによる高い走行性能や、先進運転支援パッケージ「トヨタ セーフティ センス」を標準装備し安全性能を向上。さらにマルチテレインセレクトなど、オフロード性能も強化されました。
パワートレインは日本仕様車同様に、2.5リッター4気筒ガソリン、同エンジン＋ハイブリッド、プラグインハイブリッドの3タイプを用意。
このうち今回年次改良されたのは、302馬力を発揮するプラグインハイブリッドモデルです。0-60mph（約96km／h）加速は5.5秒をマークし、高性能モデルとしてラインナップされます。駆動方式は全車が電子制御4WDです。
従来は“RAV4 プライム”という名称が用いられていましたが、今回の改良では“RAV4 プラグインハイブリッド”へと変更。これはユーザーがRAV4のモデル識別をしやすくするためとしています。
これに伴い、ハイブリッドモデルのフロント・リアに装備されていたブルーのトヨタエンブレムが標準タイプとなったほか、テールゲートには「PHEV」のプレートが追加されています。
ラインナップは標準モデル「SE」と上級モデル「XSE」を用意。XSEには専用19インチアルミホイールや10.5インチインフォテイメントディスプレイ、JBLサウンドシステム、パノラマルーフ、SofTex×ファブリックのコンビシートなどが備わります。
2025年モデルの新型RAV4 プラグインハイブリッドは2024年後半に台数限定で発売される予定で、価格は4万3865ドル（約637万円）からとなっています。