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三菱の「“和製”スーパーカー」! 500馬力超えの「XR-PHEV エボ」! 全長4.4m×車幅2.2m級ボディの「爆速マシン」とは

くるまのニュース 2024年10月14日 18時10分

レースゲームシリーズ「グランツーリスモ」では、架空のレーシングカーである「ビジョン グランツーリスモ」シリーズが存在しています。今回は、三菱「コンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ」について紹介します。

■三菱「XR-PHEV エボリューション」とは?

 レースゲームシリーズ「グランツーリスモ」では、世界各国の自動車メーカーと協力し作成された夢のレーシングカーシリーズ「ビジョン グランツーリスモ」が収録されています。

 今回紹介するレーシングカーは、三菱「コンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ」。同社のレース活動の経験を盛り込んだこの車両について、注目してみましょう。

グランツーリスモは、1997年にプレイステーションで登場したレーシングシミュレーションゲーム。ハイクオリティーな3D、それに実在のクルマが体験できる点などもあり、2022年に発売された「グランツーリスモ7」に至る現在まで長く愛されています。

 そんなグランツーリスモにおいて、三菱と協力し作られた架空のレーシングカーがコンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ(以下、コンセプト XR-PHEV エボリューション)です。ベースになっているのは2013年の東京モーターショーに参考出品した「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」です。

 コンセプト XR-PHEV エボリューションのボディサイズは全長4462mm×全幅2262mm×全高1352mm。参考までに日産「フェアレディZ」のボディサイズが全長4410mm×全幅1870mm×全高1315mmなので、通常のスポーツカーよりかなり幅広な印象です。

 外観はMITSUBISHI Concept XR-PHEVのデザインコンセプトであった「アスリートフォルム」をさらに進化させたデザインになっています。また、炭素繊維強化プラスチックの採用によりボディの軽量化を行っています。

 パワートレインには3.0リッターエンジン+モーターのプラグインハイブリッドEVシステムを採用。8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)と組み合わされています。最大馬力は510PS、最大トルクは103.5kgf-mを想定しているそうです。

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 コンセプト XR-PHEV エボリューションの開発は、通常のモータースポーツ車両と同じように、デザインチームや先行車両研究グループ、空力技術開発グループが携わりました。

 また、本車両のフロントグリルを三菱は「次世代SUVのアイデンティティのスタディ」と評しています。

 その後、三菱から登場したSUVといえば、「エクリプスクロス」や3代目「アウトランダー」が挙げられます。コンセプト XR-PHEV エボリューションと見比べると、フロントフェイスの印象が似ている気がします。

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