トヨタのトールワゴン「ルーミー」を「ランドクルーザー300」風に変身させるカスタムパーツが発表されました。
■トヨタの人気車「ルーミー」の本格SUV仕様!?
2024年7月18日、大阪に本拠を置くカスタムメーカーESB(イーエスビー)は、2025年に開催されるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」に、トヨタのコンパクトハイトワゴン「ルーミー」と、本格四輪駆動車「ランドクルーザー300(以下ランクル)」の魅力を兼ね備えた魅力的なモデルを出展すると発表しました。
ルーミーは、小柄なボディに広々した車内空間とスライドドアを実現した、使い勝手に優れたコンパクトハイトワゴンとして人気のモデル。
ボディサイズは全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmとなっており、全長や全幅は短いものの、全高の高さによる頭上空間の広さが光る設計です。
搭載するパワーユニットは、1リッターおよびターボチャージャーを追加して出力を1.5リッター並に向上させた高性能仕様の2タイプが用意されています。
また同車はダイハツが販売する「トール」のOEM(相手先ブランドによる生産)車であり、両車とも2016年に登場しました。
そんなルーミーには、標準モデルのほかに「カスタム」と名付けられたグレードが存在し、こちらは水平基調のメッキグリルを装着した存在感のあるモデルとなっています。
このルーミー“カスタム”を、さらに迫力あふれる外観へと変貌させるのが、今回取り上げるイーエスビー製の専用フロントバンパーです。
装着デモカーが「ランドルーミー」と名付けられたこの専用フロントバンパーは、その名の通り、トヨタの本格SUVとして人気を誇る「ランクル」のデザインから着想を得て開発されたもの。
ブラックのガーニッシュなどデザイン性の高いパーツを組み合わせ、下端部やフォグランプの位置を工夫したことで、ルーミーのフロントマスクを見事ランクルそっくりに仕立て上げています。
また面白いのが、このフロントバンパーがルーミーだけでなく兄弟車のトールやスバル「ジャスティ」にも装着可能という点。
これによってより多くのユーザーが“ランクル顔”のコンパクトカーを楽しむことが出来ますので、それだけ注目すべきカスタムアイテムと言えるでしょう。
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イーエスビーは、先述のデモカー“ランドルーミー”を現在鋭意作成中で、フロントマスクの交換のみならずリアバンパーも新たに用意し、またオフロードタイヤの装着やリフトアップなど、本格的なアウトドアスタイルにカスタムして出展するといいます。
デビューは来年2025年の東京オートサロン2025で、会期は1月10日から12日の予定です。