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マツダが新型「“4ドア”クーペ」発表! 伝統の“人馬一体”実現した「新・魂動デザイン」に上質インテリア採用! 期待の「新型モデル」予約を中国開始

くるまのニュース 2024年10月1日 12時30分

長安マツダは新型セダン「EZ-6」の先行販売を正式にスタートしたと発表しました。いったいどのようなクルマなのでしょうか。

■マツダ新型「“4ドア”クーペ」発表!

 2024年9月28日、長安マツダは新型セダン「EZ-6(マツダ イージーシックス)」の先行販売を正式にスタートしたと発表しました。

 新型EZ-6は、2024年4月に開催された「北京モーターショー2024」で世界初公開した、中国市場向けの電気自動車(EV)です。

 マツダと中国長安汽車による合弁会社「長安マツダ」が開発・製造を行う新エネルギー車の第1弾にあたり、同社の新エネルギー車戦略を象徴する一台でもあります。

 ボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mmと大柄な車体で、2024年4月に日本での生産を終了したマツダのフラッグシップモデル「MAZDA6」の後継モデルになるともいう見方もされています。

 そのスタイリングは“オーセンティックモダン”をテーマにデザインが進められたもので、伝統的なセダンの雰囲気を残しつつ、4ドアクーペとも受け取れる洗練されたスマートなスタイルを採用。

 フロントフェイスの大型グリルと光るシグネチャーウイング、そしてシャープな「細目のヘッドライト」が新しいマツダのデザインを特徴付け、高級感を漂わせています。

 リアデザインも品の良さと個性を兼ね備えたデザインに仕上げられており、横一文字と半円左右2つずつという独特の形状のテールライトによってフォーマルさとスポーティさを両立しました。

 また、ボディ最後部には自動可変式のリアウイングを設置し、高速走行時には角度を変化さることでダウンフォースを発生させ、車体の安定性を高めます。

 そのほか、マツダならではの“走り”を追求すべくボディの高剛性化が図られ、前後重量配分も50:50に調整。

 これに後輪駆動を組み合わせることで、マツダが従来から掲げるクルマ作りの思想「人馬一体」を体現する走りを実現しました。

 パワートレインにはBEV(バッテリーEV)とPHEV(プラグインハイブリッド)の2タイプが設定され、BEVの航続距離は約600km(CLTCモード)。PHEVは1回の給油で1000km以上の走行(CLTC総合モード)を想定。

 PHEVモデルはバッテリー残量が少なくなると自動的にエンジンに切り替わり、走行中も充電される仕組みです。

 今回の予約開始の発表にあわせて、長安マツダの社長を務める松田秀久氏は、以下のように発表しました。

「新型EZ-6は、世界をリードする電動化・スマートキャビン・スマートドライビング技術と、魂動デザイン、“人馬一体”のドライビングプレジャー、高い品質、そして世界トップクラスの安全性能を統合しています。

 同車は、マツダと長安汽車という企業のエッセンスを完全に合わせた優れた作品であり、新エネルギーセダンの新たな価値基準を定義するフラッグシップモデルでもあります。

 私たちは新型EZ-6が中国市場におけるMAZDA6のベストセラー性能と優れた評判を引き継ぎ、再びセダン市場のトレンドをリードする製品となることを願っています」

 新型EZ-6の先行販売での車両価格は、16万元から20万元で、日本円に換算して約325万円から406万円となっています。

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 この新型EZ-6は、先述のように中国市場向けのモデルですが、日本の広島本社ショールームでも実車が展示されており、2024年10月末までに間近で見ることが可能です。

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