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トヨタが最新「“2人乗り”カローラ」を公開! 完全「リアシート撤去」&ちょっと“ワイドボディ”がカッコイイ! 精悍すぎる「プロ仕様」アイルランドで披露

くるまのニュース 2024年10月2日 17時10分

2024年9月17日、トヨタのアイルランド法人は現地で開催された農業イベント会場に、商用バン「カローラ プロフェッショナル ハイブリッド」を出展しました。

■超カッコイイ「欧州のカローラバン」

 トヨタのアイルランド法人は2024年9月17日(現地時間)、農業イベント「National Ploughing Championships(全国プラウイング チャンピオンシップ:耕作選手権)2024」にブース出展を実施しました。
 
 ブースでは「カローラ プロフェッショナル ハイブリッド」が展示されていました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

 カローラは1966年に登場後、トヨタだけでなく国産車を代表するモデルとして長らく親しまれています。

 これまで、4ドアセダンや5ドアステーションワゴンに加え、2ドアクーペや3/5ドアハッチバックなど多彩なバリエーションを持つほか、乗用モデルに加え、商用バンも設定していました。

 現行型は2018年に登場した12代目です。プラットフォームに「TNGA GA-C」を採用し、ボディ剛性や走行性能を大幅に向上。内外装もスポーティなデザインに刷新し、先進運転支援「トヨタ セーフティ センス」を採用するなど、トヨタの最量販車種として正統な進化を遂げました。

 日本においては4ドアセダン「カローラ」、5ドアステーションワゴン「カローラツーリング」、5ドアハッチバック「カローラスポーツ」とそのスポーツタイプ「GRカローラ」に加え、派生モデルの5ドアSUV「カローラクロス」と計5タイプを展開。

 さらに、従来型の国内専売モデルで、主に法人ユーザーに向けた5ナンバーサイズのベーシックセダン/ワゴン「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」もラインナップしています。

 一方、英国やアイルランドでは2022年1月から、5ドア商用バンとして「カローラ プロフェッショナル」(英国名:カローラ コマーシャル)を用意しています。

 ボディサイズは全長4650mm×全幅1790mm×全高1460mm、ホイールベース2700mmです。

 ベースとなっているのはカローラツーリングの海外向けワイドボディ仕様「カローラ ツーリング スポーツ」ですが、後席が完全に撤去される2シーター仕様となっていることが特徴です。

 これにより、ラゲッジスペースは長さ1558mm×幅952mm×高さ682mmという広さを実現。

 さらに、リアサスペンションにマルチリンク式を採用することで荷室への部品の出っ張りが抑えられ、高い積載性を確保。最大積載量は425kgを誇ります。

 前席とラゲッジスペースの間にはラゲッジパーティションを設置し、荷物の侵入を防ぎます。

 パワートレインは140馬力の1.8リッターガソリンハイブリッドのみとし、ビジネスニーズにおいてランニングコストの削減と環境配慮を実現し、最大牽引力も750kgを確保しました。

 エクステリアは16インチスチールホイール+ホイールキャップを備え、メッキなどの加飾は一切配したシンプルなものですが、インテリアでは左右独立オートエアコンやファブリック素材のシートを標準装備しており、乗用モデルと大きな変更点はありません。なおフロアマットはゴム製です。

 機能装備面でも6スピーカー&8インチのインフォテインメントシステムやスマートエントリーシステム、全車速レーダークルーズコントロール、車線維持支援などのトヨタセーフティセンスを搭載し、充実したものとなっています。

 アイルランドでの価格は2万8938ユーロ(約465万円)となっています。

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 全国プラウイング チャンピオンシップ会場ではこのほか、新型「ランドクルーザー」(日本名:ランドクルーザー250)が現地で初公開されたほか、新型「プロエース」など多くのトヨタ車が出展されました。

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