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アンダー130万円! ダイハツ「“最小級”コンパクトハッチ」実車公開! 5速MTアリの「精悍スタイル」な「アイラ」をインドネシアで実車展示

くるまのニュース 2024年10月2日 10時40分

ダイハツのインドネシア法人は、バンドン市で2024年9月25日から開催された「GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS 2024)バンドン」に出展しました。

■インドネシアの「大ヒット車」

 ダイハツのインドネシア法人は、バンドン市で2024年9月25日から開催された「GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS 2024)バンドン」に出展しました。
 
 そのなかには、現地工場で生産されるコンパクトハッチバック「AYLA(アイラ)」の姿もありました。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

 ダイハツの5人乗りコンパクトハッチバック「アイラ」は、初代モデルが2013年に登場。車格は最小の「Aセグメント」に該当します。

 最初からインドネシア市場のために開発された車種で、日本の軽自動車やコンパクトカーの技術も投入し、インドネシアにおいて定められたエコカー基準「LCGC(低コストグリーンカー)」に適合する新型として誕生しました。

 取り回しのよいコンパクトさが人気を博し、初代モデルの販売台数は約27万台を誇る大ヒットになっています。ちなみにトヨタでは「アギア」としてOEM展開されています。

 現行モデルは2023年登場の2代目。最新の「DNGA Aセグメントプラットフォーム」を採用し、操縦安定性や乗り心地、さらに燃費など基本性能が大幅向上しています。

 さらに外装も、「パワフル&アグレッシブ」をテーマに、存在感を強めたスタイリングへ生まれ変わっています。

 ボディサイズは、全長3760mm×全幅1665mm×全高1515mm。現地販売のダイハツ車のなかでは最小となるエントリーモデルです。

 パワートレインは、最新の1.2リッターエンジンもしくは、性能向上した1リッターエンジンを展開。トランスミッションはCVT(D-CVT)もしくは5速MTで、駆動方式は2WD(前輪駆動)です。

 
 機能としては、エンジン プッシュ スタート/ストップ ボタンやチルト ステアリング、スマートフォンと接続可能なタッチスクリーンの7インチ ディスプレイオーディオ 、デュアルエアコンなどが装備されています。

 今回展示されたスポ―ティ仕様の「ADS」は、そんなアイラがさらに精悍になったもので、フロントボディキットやバンパーはブラックアウト化し、さらにLEDデイタイムランニングライト、LEDヘッドライト、ガンメタリック塗装された14インチアルミホイールなどが印象をガラリと変化させています。

 インドネシアでの販売価格は、1億3680万ルピア(約126万円)から1億9270万ルピア(約178万円)までです。

※ ※ ※

 ダイハツは前月のジャカルタ会場でのメインイベント「GIIAS 2024」でもアイラを展示。ほかにもコンパクトSUV「ロッキー」のカスタマイズモデルや、アイラ同様に現地生産されるコンパクトミニバン「シグラ」などが出展されていました。

 同社は「西ジャワ州とバンドンの自動車市場は、低コストグリーンカーが独占しています」としたうえで、このアイラもシグラと合わせ約37%にのぼるシェアを占めていると発表しています。

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