ダイハツのインドネシア法人は、バンドン市で2024年9月25日から開催された「GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS 2024)バンドン」に、新型「テリオス グラファイト」を出展しました。
■FRで3列7人乗の「テリオス グラファイト」
ダイハツのインドネシア法人は、バンドン市で2024年9月25日から開催された「GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS 2024)バンドン」に出展しました。
出展車両のなかには「テリオス」のカスタムモデルである新型「テリオス グラファイト」の姿もありました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
コンパクトSUV「テリオス」は、現地で生産・販売される新興国向けモデルとして展開される「3列シート7人乗り」のクルマです。
初代モデルは1997年に日本で登場。マレーシアでは「クンバラ」という車名でも展開されました。2代目は「ビーゴ」として展開され、2016年に生産終了となりました。
そのあと、2017年にインドネシアで「3代目テリオス」が登場し、現行モデルとなっています。
ボディサイズは全長4435mm×全幅1695mm×全高1705mm。
パワーユニットは1.5リッター直4エンジンが、最高出力104ps・最大トルク13.9kgmを発揮します。ギアボックスは5速MTまたは4速ATを設定。FR(フロントエンジン・リアドライブ)レイアウトを採用しているのが特徴です。
インドネシアのダイハツ車としては、ミニバン「シグラ」、小型トラック「グランマックス」に次ぐ3番目の人気を誇っています。
さて、今回展示された「テリオス グラファイト」は、そんなテリオスを「グロスブラック」基調の特製パーツでよりスポーティに仕立てたモデルです。
グロスブラックが目を引くのはフロントグリル、フロント&リアバンパーロアガーニッシュ、ドアミラー、ルーフレールなどで、さらにアクセントとしてボディ下部やヘッドライトなどにレッドのラインがあしらわれています。
内装もオーディオ周囲にダークグレーメタリック調の加飾が目を引くなど上質感を演出。シートはフルレザーで、「GRAPHITE」の文字を配したレッドステッチが施されています。
さらにタイヤはオールテレーン(全地形対応)タイプで、ホワイトレターがアクティブ感を際立たせています。
ボディカラーは「ダークグレーメタリック」で、イベント展示用の特注カラーとなっています。
今回の特別モデル「テリオス グラファイト」の市販予定はまだありませんが、同社は「個性を求める若者を中心に訴求したい」としています。