ホンダのインドネシア法人は、2024年9月25日から29日まで開催された「GIIAS バンドン2024」にて、「BR-V N7Xエディション」の実車を展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■ホンダ「BR-V N7Xエディション」ってどんなクルマ?
ホンダのインドネシア法人は、2024年9月25日から29日まで開催された「GIIAS バンドン2024」にて、「BR-V N7Xエディション」の実車を展示しました。
BR-V N7Xエディションとは一体どのようなクルマなのか、概要を紹介します。
BR-Vは、ホンダが製造、販売するクロスオーバーSUV。
日本国内では販売されておらず、インドネシア、タイ、インド、フィリピンといったアジア市場で販売されています。
2・3・2の3列シートを搭載した7人乗りのクルマで、ファミリー層をメインターゲットに開発されました。
上記のような悪路の多い新興国向けのクルマであるため、都市型SUVよりも悪路の走破性が高いのが特長です。
BR-Vの初代モデルが登場したのは2015年で、1度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは2代目。
2代目モデルが発売される少し前に、プレビューコンセプトモデルとして「N7Xコンセプト」というクルマを展示し、ユーザーからの好意的な反応が多かったことから、N7Xコンセプトを基に2代目モデルを開発したのでした。
今回展示されたBR-V N7Xエディションとは、現行モデルのBR-Vに、開発の基礎となったN7Xコンセプトのようなデザインを取り入れたモデルです。
具体的には、専用エアロパーツや新たなボディカラーである「サンドカーキパール」、そしてレザーのインテリアを採用しています。
パワートレインは、1.5リッター i-VTEC DOHCエンジンを搭載。最大出力121馬力・最大トルク145Nmを発生します。これに組み合わされるのはCVTまたは6速MTです。
安全装備として、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどを始めとした、ホンダセンシングを採用。
価格は、3億4340万ルピア(約322万7560円)での販売です。