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”新車164万円”のスズキ 「小型ハイトワゴン」! 約3.8mの極小ボディに充実装備⁉ 1番売れている「ソリオ」ってどんなクルマ?

くるまのニュース 2024年10月5日 19時10分

スズキのコンパクトハイトワゴン「ソリオ」は、両側スライドドアやウォークスルーなど使い勝手の良さから、軽以外のスズキ車で1番売れているモデルですが、最新モデルはどのようなクルマなのでしょうか。

■GOODパフォーマンスコンパクト!

 ソリオは、2005年8月に初代モデルが誕生し、2011年1月に2代目モデル、2015年8月に3代目モデル、2020年12月に現行モデルの4代目が登場しました。

 初代ソリオは、同社で人気があった「ワゴンRソリオ」のマイナーチェンジによって生まれ、取り回しの良さと広い室内空間、多様な収納スペースを備えました。

 2代目では、後席ドアの両側スライドドアを採用するとともに、コンパクトハイトワゴンでクラストップとなる室内空間を実現。

 さらに新エンジンや副変速機付きCVTの採用などにより、クラストップの低燃費を実現しました。

 3代目では、新型プラットフォームを初採用し、剛性・静粛性・衝突安全機能・走行性能を大幅に向上させ、さらに100kgの軽量化を達成。

 ソリオでは初めてマイルドハイブリッドを搭載し、クラストップの低燃費を実現しています。

 現行のソリオはどのような特徴があるでしょうか。

 ボディサイズは、全長3790mm×全幅1645mm×全高1745mm ホイールベースは、2480mm。

 先代と比べ全長を80mm延長し、荷室床面積を100mm拡大したことで、荷室と広く使える室内空間を実現。

 さらに、最小回転半径4.8mを実現し、車両感覚がつかみやすく、狭い路地でも取り回しが簡単に行なえます。

 ソリオには、標準モデルに加え「ソリオ バンディット」がラインナップされています。

 ソリオとソリオ バンディットの違いは、インテリアとエクステリアの仕様にあります。

 ソリオのエクステリアは、フード先端を上げ、厚みを増した存在感のあるフロントマスク、車体サイズの拡大を活かしたフロントからサイドへと続くキャラクターラインは、ダイナミックで伸びやかなスタイリングを表現しています。

 対してソリオ バンディットのエクステリアは、ポジションランプとヘッドランプを二段構えにした独創的なデザインと細部まで造りこまれた立体感のあるフロントグリルを採用しています。

 ソリオのインテリアでは、立体的な表面処理を施したドアトリムや光沢のあるライン柄とグレーミックス表皮を組み合わせました。

 ネイビーとホワイトを基調として洗練された落ち着きのあるリビングのような心地よさを表現しました。

 対してソリオ バンディットのインテリアは、ボルドーとブラックを基調とし上質感を表現。

 立体感のあるブラックとボルドー柄で深みを表現し、アクセントに鈍く輝くメタルのような表皮を用いたシート、インテリアカラーに合わせて赤をさし色に用いたスピードメーターを採用しています。

 これらがソリオとソリオ バンディットの違いとなります。

 メーターは、4.2インチカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備し、高精細で大型の9インチHDメモリーナビゲ―ションをメーカーオプションに設定しています。

 エアコン使用時に車内全体の温度差を少なくするスリムサーキュレーターをスズキ小型車で初採用しました。

 車内には、15カ所もの収納スペースを設け、助手席シートアンダーボックスや、荷室床下のサブトランクなどバリエーション豊かな収納を装備しました。

 パワートレインは、1.2リッター 4気筒エンジンを全車に搭載しています。

 そしてマイルドハイブリッド車には、ISG(モーター機能付発電機)とCVTを組み合わせて、燃料消費率19.6km/リッター(WLTCモード)を実現。

 さらにハイブリッド車には、駆動用モーターとAGSを組み合わせて、燃料消費率22.3km/リッター(WLTCモード)を達成します。

 先進安全システムでは、夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめとする、「スズキ セーフティ サポート」を搭載しました。

 さらに6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)を全車に標準装備し、安全性能を高めています。

※ ※ ※

 なお、直近では2023年5月に一部改良がおこなわれました。

 今回の一部改良では、車線逸脱抑制機能(LDP)を新たに採用しました。

 その他に、スライドドア予約ロック機能にリクエストスイッチ連動機能を追加、USBソケットを1カ所Type-AからType-Cに変更しました。

 ソリオ、ソリオ バンディット全グレードに”キャラバンアイボリーパールメタリック”と”タフカーキパールメタリック”を設定したほか、ソリオ バンディットにはガンメタリック2トーンルーフを新たに設定しました。

 ソリオはモノトーン8色、ソリオ バンディットはモノトーン7色と2トーンルーフ仕様車5色、計12色の設定としました。

 現行型ソリオシリーズの車両価格(消費税込)は、164万7800円から231万7700円となっています。

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