レクサスの米国法人は、スポーツクーペの旗艦モデル「LC」シリーズの2025年モデルを発表しました。
■レクサスが「新型スポーツカー」発表!
レクサスの米国法人は2024年10月4日、フラッグシップスポーツクーペである「LC」シリーズにおいて、見た目と構造を一新した2025年モデルを発表しました。
同車は2024年秋の発売となる予定です。
レクサスのLCシリーズは、同ブランド全モデルの乗り味を方向づける旗艦モデルとして、2017年3月に登場したフラッグシップスポーツクーペ。
製造は全て日本の豊田市にある元町工場で行われ、トヨタが誇る最先端技術の採用や徹底的な造りこみによって、他のどのクルマにも見られない独創的なデザインと奥深い走り、高いパフォーマンスを実現しています。
今回新たに発表された2025年モデルでは、より車体の剛性を高めるために、全モデルにフロントとリアにアンダーフロアブレースを追加。
また「LC500h」にはスポーツパッケージの一部として、カーボンファイバー製のスカッフプレートが採用されています。
クルマの前面全体には迫力のあるメッシュグリルが広がり、大きなガラスパネルとブラックアウトされたリアピラーによって完成されたフローティングルーフは先進性を表現。
ルーフのエッジに沿って設けられたクロームメッキモールディングのラインは、伝統的な日本刀を彷彿とさせる輝きを放ちます。
くわえて、LCシリーズのもっとも魅力的な特徴のひとつと言えるのが、夜間に目を引くユニークなライトシグネチャーと超小型のトリプルプロジェクターLEDヘッドランプです。
さらにジェット機のアフターバーナーの輝きからヒントを得てデザインされたテールランプも相まって、夜間のLCシリーズは日中にも増して後続車のドライバーの心に強い印象を残すでしょう。
2025年モデルのLCシリーズには、外装色として、「ウルトラソニックブルーマイカ2.0」「カッパークレスト」「キャビア」「クラウドバーストグレー」「イリジウム」「ウルトラホワイト」「インフラレッド」「フレアイエロー」「ノリグリーンパール」の9色を用意(オプションカラーを含む)。
パワーユニットは、最高出力471馬力・最大トルク398lb・ftを発揮する5リッターのV型8気筒エンジンをLC500に搭載し、10速ダイレクトシフトオートマチックトランスミッションを組み合わせて、マグネシウム製パドルシフターで制御します。
またLC500hには、3.5リッターのV型6気筒エンジンとマルチステージハイブリッドシステムを組み合わせており、システム最高出力は354馬力に達します。
そのほか、2025年モデルのLCシリーズは、最新のレクサスインターフェースが装備されており、ドライバーは強化された接続性を用いて無線アップデートをはじめとした利便性の幅広い機能にアクセスが可能。
また、直感的なタッチと音声起動コントロールを通じてシステムを操作できるインテリジェントアシスタントを用いれば、「ヘイ!レクサス」などの簡単なフレーズでシステムを起動し、音声起動コマンドで道順を検索したりオーディオ コントロールを調整したり、車内温度を変更することも可能です。
くわえてより充実し安全性能も備えており、リスク回避緊急ステアリングアシストと左折対向車検知ブレーキを含む「歩行者検知機能付き衝突回避システム」「全速度域ダイナミックレーダークルーズコントロール」「レーントレーシングアシスト」「ステアリングアシスト付きレーンデパーチャーアラート」「道路標識アシスト」などを標準で搭載しています。
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このようにアップデートが施された2024年の秋に発売予定の、2025年モデルのLCシリーズ。
車両価格はLC500が100425ドル、LC500hが103575ドルで、日本円に換算して1489万円から1536万円となっています。