来る2024年10月15日から18日まで「JAPAN MOBILITY SHOW Biz week 2024」が開催予定ですが、昨年に行われた「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパン モビリティショー2023)」には、ホンダが「プレリュード コンセプト」を世界初公開していました。どのようなモデルなのでしょうか。
■市販化目前!? 新型「プレリュードコンセプト」
「ジャパンモビリティショー2023」おいてホンダが世界初公開したのが、新型「プレリュード コンセプト」。この22年ぶりの車名復活は、大きな話題をもたらした。
「プレリュード」は、1980年代に人気を博した2ドアクーペ。そのスポーティなルックスと走行性能に加え、良好な快適性や居住性を備えていることから「スペシャリティカー」の代表格として知られていました。
2000年初期に生産終了となりましたが、今でも「懐かしの1台」として記憶するファンも多いクルマです。
そんな名車の名を継いでいる「プレリュード コンセプト」。こちらは滑らかな車体が美しい3ドアクーペとなっています。
フロントフェイスには車体下部に大きく開いたロアグリルと、細長い一文字のライトを搭載。プレリュードらしいスポーティさを打ち出しています。
また、歴代のプレリュードをモチーフにしたテールランプやリアエンブレムのフォントをリアに採用。この辺りからは、プレリュードブランドにかけるホンダの情熱がうかがえます。
このプレリュード コンセプトは、2023年秋に開催された「ジャパン・モビリティショー」で初めて公開されました。その際のボディカラーはホワイトでした。
しかし、その後アメリカで登場した際は、赤で塗装されています。その狙いについて、ホンダはこのように説明します。
「狙いは、ヘリテージを活用して新しいプレリュードへの話題を盛り上げることです。当時の人気カラーでご覧いただくことで、見た人に楽しんでいただきたいと考えました」
プレリュードが最も販売台数を記録したのは、1980年代後半から91年まで販売された3代目モデルです。バブルによる好景気や“デートカー”に対する需要といった社会背景もあって17万台以上を販売する人気車種となりました。
その3代目プレリュードのイメージカラーが赤色なのです。そのため、この赤のプレリュード コンセプトは歴代モデルとの繋がりをより打ち出しているといえるでしょう。
詳しいスペックは公開されていないプレリュード コンセプト。しかし、ホンダは2020年代半ばの市販を公言しており、量産化への準備を進めています。
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プレリュードのイメージを更に深めた、このカラーリング。その姿は海を隔てた日本のファンからも注目されています。
まず見かけたのは「いいデザインですね」「かっこいい」「色を返るとイメージが変わるね」といった声。中には「若い頃、欲しかった車だ……!」「とにかく欲しい」という意見もあり、量産化への期待度がうかがえるコメントもありました。
さらに「確かに、プレリュードの赤いカラーは印象的だった」などと語る人も登場。やはり、プレリュード=赤色というイメージは少なからずあるようです。