名神の“破滅的渋滞”「一宮JCT」大変化で反響多数!?「渋滞してない!」「渋滞ほぼ無くて驚き」悲願の「3車線化」上り線完成で効果発揮
■全国有数の渋滞ポイント「一宮JCT」に変化
名神高速の「一宮JCT」上り線(東京方面)が2024年9月7日、渋滞対策のため「3車線」に拡充されました。
3車線化完成から1か月が経過し、様々な反響が上がっています。いったいどう変化し、どんな声が上がっているのでしょうか。
愛知県一宮市にある一宮JCTは、名神高速へ東海北陸道が接続する場所です。東海北陸道の終点であり、富山・高山方面からやって来たクルマが一斉に名神へ流入してきます。1日あたり交通量は約8万台にのぼるといいます。
そのため名神への合流地点は強烈なボトルネックとなり、合流で速度が低下したところへ後ろがどんどん詰まっていくことで、大渋滞を引き起こしています。渋滞回数は「年間約1200回」というひどさです。
問題を解決するため、上下線でこの区間の3車線化が進められてきました。道路そのものを広げるのではなく、路肩スペースと1車線あたりの幅を少しずつ狭くし、新たな1車線増のスペースを捻出しています。そのため大掛かりな工事が不要となり、早期完成できるというわけです。
着工したのは2021年12月で、ようやく上り線が完成。残るは反対側の下り線で、まだはっきりとした完成予定は発表されていません。
NEXCO中日本によれば、同じ東名の音羽蒲郡IC~豊田JCT間で3車線化したところ、渋滞が「約9割削減」したとのこと。今回の区間でも混雑の大幅緩和に期待を見せています。
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さて、一宮JCTを実際に走行した感想の声がSNSを中心に多数寄せられており、「3車線なってるやん!これはデカい」「渋滞していない!すごい!!」「平日の夜19時、一宮JCTから一宮ICまでの渋滞無くなってた。3車線化すごいな」「渋滞だいぶマシになった」「3車線化工事終了後初めて一宮JC通ったけど渋滞ほぼ無くて驚き」「久々に通ったら3車線になっとる!!めっちゃスムーズになって、楽になりましたわ」「3車線になってて神」「こりゃいいや」「スゲーってなった」と、喜びの声が多数投稿されています。
一方でまだ2車線のままの下り線は、相変わらず激しい渋滞が続いています。ネット上でも「永遠に渋滞してるわここ」「一宮JCTって365日常に渋滞してる」「一宮インターの渋滞エグい」と、うんざりする様子が見られます。
なお、一宮JCT周辺の渋滞対策は他にもあります。名古屋高速を延伸して東海北陸道へ直結させる「名岐道路」、東海北陸道を延伸して伊勢湾岸道へ直結させる「一宮西港道路」、広域迂回路となる「東海環状道」などが進行中で、これらが実現していくと、交通分散が進み、いよいよ大渋滞の風景は過去のものとなっていきそうです。