レクサスは、本格大型SUV「LX」に一部改良を施し、2024年末から販売を開始します。
■レクサスが新型「LX」を初公開!
レクサスは2024年10月10日、本格大型SUV「LX」に一部改良を施し、2024年末から販売を開始すると発表しました。
LXは、「世界中のどんな道でも楽に・上質に」をコンセプトに掲げる、レクサス最高峰となるラグジュアリーSUVです。
高い「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を伝統としており、初代モデルは1996年に北米で登場。現行モデルは4代目にあたります。
全長5mを超える堂々としたボディは、トヨタ「ランドクルーザー」とプラットフォームを共用しており、さらにスピンドルグリルを採用するなど、レクサス独自の味付けを施しました。
今回初公開された新型LXは、同車として初めてハイブリッドシステムを搭載したグレード「LX700h」を新設定。
また、専用の装備と内外装色を採用した仕様「オーバートレイル」パッケージも追加しました。
さらに、GA-Fプラットフォームの改良も施すことで、従来からラインナップしているガソリン&ディーゼルモデルにおいても安全性を高めたほか、快適装備の充実も行われています。
具体的には、専用のクロスメンバーの新設や、断面と板厚の最適化。くわえて「走りの味」を磨き上げたことで、クルマとの「対話のできる走り」を実現しました。
内装では、12.3インチの大型フル液晶メーターや、フロント側リフレッシュシートの新採用。
センターコンソール上面の「置くだけ充電」の世代を更新し、リヤセンターコンソールからフロントセンターコンソールまで範囲を拡大したほか、急速充電にも対応し、より一層“楽に・上質に”ドライブできるモデルへと進化しているといいます。
先進安全技術・予防安全機能も“人間中心”の考え方に基づいて刷新し、「プロアクティブドライビングアシスト」「プリクラッシュセーフティ」「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」「レーンディパーチャーアラート」「ドライバー異常時対応システム」において機能を向上。
この新型LXのボディサイズは、全長5100mm×全幅1990mm×全高1895-1885mmで、ホイールベースは2850mm。車両重量は2780kgです(新型LX700hでの値)。
搭載するパワーユニットは、415馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを筆頭に、今回新たに3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせを追加設定。
駆動方式は、全車ともフルタイム4WDとなります。
車両価格については現在のところ公開されておらず、追加の発表が待たれます。