レクサスのアルゼンチン法人は、2024年10月2日、新型「GX550ラグジュアリー」の導入を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■レクサス「GX550ラグジュアリー」登場
レクサスのアルゼンチン法人は、2024年10月2日、新型「GX550ラグジュアリー」の導入を発表しました。
GXは、「レクサス」の本格SUV。初代モデルが登場したのは2002年で、レクサスSUVのフラッグシップモデルである「LX」と、クロスオーバーSUVである「RX」の中間に位置するモデルとして作られました。
今回アルゼンチンで導入が発表されたのは初代モデルの登場から2度目、2代目登場から14年ぶりのフルモデルチェンジを経て誕生した3代目モデルです。
ボディサイズは、全長4960mm×全幅1980mm×全高1935mm、ホイールベースは2850mm。
エクステリアは、巨大なボディと265/50R22タイヤを装着した20インチホイールが、SUVらしい冒険心とアグレッシブさを表現しています。
フロント部分には、両端の尖った新デザインのグリルを採用。トリプルビームLEDと一体化して、堂々とした存在感を強調しました。リア部分を見ると、L字型のLEDライトバーが特徴的です。
インテリアは、3列シートの7人乗りとなっており、2列目シートと3列目シートは電動折りたたみ機能がついていて、場面に応じてラゲッジスペースを拡大できます。
前部座席にはシートヒーターとベンチレーションを搭載し、電動で調整できるランバーサポート(腰椎を支えて自然な運転姿勢をサポートする機能)がついていることで、長距離運転時のドライバーの疲労を軽減。
ハンドルにはステアリングヒーターがついているほか、位置調整を電動で行えるようになっていたり、すべての操作を手の届く範囲で直感的にできるよう設計されているのもポイントです。
21個のスピーカーと14インチHDスクリーンを備えたMark Levinsonオーディオシステムを備え、Android AutoやApple Car Playも利用可能。
独立した12.3インチのデジタルスクリーンも装備されており、ドライバーにさまざまな情報を表示します。
オフロード用の操作スイッチはシフトレバーの側に集中していて、使うとき以外に邪魔にならない設計となっているのも特長です。
パワートレインは、3.5リッターV6ツインターボエンジンを搭載。10速ATと組み合わせ、最高出力357馬力/4800rpm-5200rpm・最大トルク650Nm/2000rpm-3600rpmを発生します。
安全装備として、衝突被害軽減ブレーキなどの機能を始めとした「レクサスセーフティシステム」を装備。
ボディカラーは全7色から選択可能です。
ちなみに、GXの初代モデルと2代目モデルは日本国内では販売されていませんでしたが、3代目モデルは日本国内でも発売される予定となっています。