ホンダのマレーシア法人は2024年9月12日、「シティ」の新たな特別仕様車「Vスペシャルエディション」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■RSグレードが良すぎる! ホンダ新型「シティ」登場
ホンダのマレーシア法人は2024年9月12日、コンパクトセダン「シティ」の新たな特別仕様車「Vスペシャルエディション」を設定し、99台限定で発売すると発表しました。
シティの初代は1981年にデビュー。当時としては斬新な「トールボーイ」スタイル(背の高いハッチバック)が若者を中心に受け、人気モデルとなりました。
1986年に登場した2代目はスタイルをワイド&ローへと路線変更され、1995年をもって販売終了となりましたが、シティという名は1996年、新興国向けのコンパクトセダンに受け継がれます。
新興国でセダンとして代を重ねることになったシティは、2019年に登場した7代目で、派生モデルとしてかつてのような「シティ ハッチバック」が加わり、現在に至っています。
そんな歴史を持つシティがマレーシアに導入されたのは2001年。順調に売れており、今まで45万台以上が同国内で販売され、「最も売れているホンダ車」だといいます。
ボディサイズは全長4580mm×全幅1748mm×全高1467mm、ホイールベース2600mm。パワートレインは1.5リッターガソリンエンジンと1.5リッターハイブリッド(e-HEV)の2種類が設定され、ギアボックスはいずれもCVTです。
グレードは廉価順に「S」「E」「V」「RS」。今回発売された特別仕様車のVスペシャルエディションはVがベースとなっています。
主な特別装備は、ホンダのカスタムブランドである「モデューロ」のエアロパーツ(フロントアンダースポイラー、サイドステップ、リアアンダースポイラー)、ドアステップガーニッシュ、トランクトレイ、専用エンブレム、液晶画面付きドライブレコーダー。
ボディカラーはオプション設定のプラチナホワイトパールとなります。価格はベース車(プラチナホワイトパールのL)据え置きの9万5200リンギット(約330万円)です。