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“新車で買える”トヨタ「レトロ風クラウン」がスゴイ! 「昭和感」漂う懐かしい装備満載! バブル世代が大歓喜する「“渋イイ”仕様」とは?

くるまのニュース 2024年10月24日 20時10分

トヨタの16代目「クラウン」ですが、これまでのクラウンで昭和の時代から脈々と続いてきた装備もしっかり残されており、それらを選択することでレトロ仕様に仕上げることができます。一体どのような装備なのでしょうか。

■16代目クラウンを一気にレトロ仕様に! 選べる懐かしい装備とは?

 現行の16代目トヨタ「クラウン」は、保守的なイメージからよりダイナミックで現代的なデザインと機能性を持ったクルマへと進化し、従来のクラウンのイメージを大きく変えるものとなりました。
 
 2024年10月現在では、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」の3つのボディタイプが既に発売されており、残る「エステート」はトヨタの公式ウェブサイトによると「2024年央以降 発売予定」とされています。
 
 これまでとは一線を画すアグレッシブな進化を遂げた一方で、昭和時代から続くクラウンらしい伝統的な装備やアクセサリーも存在しており、ユーザーの好みでレトロ仕様に仕上げることも可能です。

 まず代表的な装備として、かつての高級車やタクシーでよく見られたレース生地のシートカバーが挙げられます。

 昭和の時代から続くこの装備は、16代目クラウンにおいてもクロスオーバーとセダンで「ハーフシートカバー」としてオプション設定されています。

 ノスタルジックな雰囲気を車内に演出するこのカバーは、特に古くからクラウンを愛するユーザー層に人気です。

 このレース生地のシートカバーを装着することで、現代の車でありながらも、昭和の高級車の風情を感じさせるインテリアを実現できます。

 なお価格(税込、以下同)は1台分で5万2800円(税込)です。

 またクラウンは、オーナー自身が運転することが多いクルマとして知られる一方、後部座席にVIPや重要なゲストを乗せることも想定されています。

 そんな背景から、クラウンには長年にわたり、後部座席の乗降をサポートするために大型の「アシストグリップ」がフロントシートの背面に装備されていました。

 16代目クラウンでもこのアシストグリップは健在です。

 この装備はセダンとクロスオーバーに設定されており、特にクロスオーバーでは「RS」および「Z」グレードのリアサポートパッケージに含まれています。

 同パッケージには、ほかにも様々な快適装備が搭載され、後部座席の乗員をより快適にする配慮がなされています。

 なかでも「電動式リアサンシェード」(セダンでは標準装備)は、11代目クラウンから標準装備されている伝統的な装備の1つです。

 この装備は、後部座席の乗員が日差しを避けて快適に過ごせるように設計されています。

 しかし、スポーツではこの装備は提供されておらず、スポーティさを重視した設計がなされていることがわかります。

 なお、パノラマルーフに関しては、トヨタの「ハリアー」などには瞬時に調光を切り替える機能を持つパノラマルーフが搭載されていますが、クラウンではアナログなサンシェードが採用されています。

 これもクラウンならではの伝統を尊重したデザインと言えるでしょう。

 このように16代目クラウンは、これまでのクラウンのイメージを一新し、より現代的でアグレッシブなモデルへと進化していますが、クラウンらしい伝統的な装備も引き継がれています。

 レース生地のシートカバーやアシストグリップ、電動式リアサンシェードといったアイテムは、クラウンの長い歴史のなかで育まれてきた装備であり、現代のモデルにもその遺産が受け継がれています。

 2024年央以降に発売予定のエステートには、どのような新しい機能やクラシカルな装備が搭載されるのか、ファンや市場からの期待も高まっています。

 クラウンはこれからも進化し続ける一方で、伝統を守り続ける姿勢を大切にしていくことでしょう。

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