2024年10月15日から18日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK(ジャパンモビリティショー ビズウィーク) 2024」に、ホンダは新型「CR-V e:FCEV」を出展しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■ホンダの新型「CR-V」実車公開
ホンダは、2024年10月15日から18日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK(ジャパンモビリティショー ビズウィーク) 2024」に、7月に発売したばかりの新型「CR-V e:FCEV(シーアールブイ イーエフシーイーブイ)」を実車展示しました。
CR-Vは、1995年に日本でデビューしたミドルクラスのクロスオーバーSUVです。
現行型は2022年にフルモデルチェンジした6代目。1.5リッターガソリンターボエンジン車に加え、2リッターガソリンエンジンと2モーターを組み合わせたハイブリッド車「e:HEV(イーエイチイーブイ)」をラインナップします。
なかでもCR-V e:HEVは、2023年に米国で年間19万7317台を販売した最量販モデルとなるなど、世界各国で好調な販売状況を示しており、現在のホンダを代表するグローバル戦略モデルとなりました。
しかし一方で、日本においてCR-Vは5代目モデルが2022年に販売を終了しており、これまで6代目の導入もおこなわれていませんでした。
そんな現行6代目CR-Vをベースに、水素を充填して走るFCEV(燃料電池自動車)とAC充電機能を1つのモデルに組み合わせた第3のモデルが、新型CR-V e:FCEVです。
ボディサイズは、全長4805mm×全幅1865mm×全高1690mm、ホイールベース2700mm。2列シートレイアウトで、乗車定員は5名です。
ゆとりあるCR-Vの居住性はそのままに、日常の走行は電気のみで過ごし、週末などのロングドライブは水素で走行、といったような使い分けが可能な点が、他のFCEVとは異なる新型CR-V e:FCEVの特徴となっています。
WLTCモード走行パターンによるホンダの測定値によると、水素の一充填走行距離は621km、EV走行可能距離は61kmです。
米国・ゼネラルモーターズ(GM)と共同開発した燃料電池システムをはじめ、エアポンプ、モーターギアボックスを一体化したパワーユニットを搭載。水素タンクシステムを荷室下に、充電した電気で走行するための大容量バッテリーを床下にそれぞれ格納しました。
このほか、最新の先進運転支援機能「ホンダセンシング」や、コネクティッド機能サービス「ホンダコネクト」も備えます。
リース専用で発売される新型CR-V e:FCEVの価格(消費税込)は、809万4900円です。
なお新型CR-V e:FCEVの製造は、ホンダとGMの合弁会社である米国「パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター」で行われます。
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ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024は、モビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップによる、ビジネス共創を生み出すイベントとして開催されます。
ホンダでは、最新のCR-V e:FCEVに加え、ハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE」や、さまざまな自転車を電動アシスト化・コネクテッド化できるサービス「SmaChari(スマチャリ)」の紹介などを実施します。