福岡県を東西に抜ける国道201号の「八木山バイパス」で2024年10月16日、4車線化完成に先だって、篠栗IC~筑穂ICの約5.7kmで「対面通行」状態が解消されました。
■福岡の大動脈ついに「上下線分離」で安全に
福岡県を東西に抜ける国道201号の「八木山バイパス」で2024年10月16日、4車線化完成に先だって、篠栗IC~筑穂ICの約5.7kmで「対面通行」状態が解消されました。
八木山バイパスは、福岡市内から山地を抜けて飯塚市へ至る道路です。1985年に開通し、狭隘で急勾配・急カーブが連続する恐ろしい山越えから解放されて、スムーズに東西移動できるようになりました。
渋滞対策のため、4車線化工事が進められてきましたが、まず西半分の篠栗~筑穂が先に4車線化完成予定です。
今回、工事の進展に伴い、まずは上下線を分離し、各方向の追越車線側の作業に移っていきます。そのため、これまでの対面通行(対向車線がセンターラインで隔てられているだけ)で、正面衝突のリスクもある状態が解消されることとなりました。
朝5時に新車線へ切り替えられ、東行きは新トンネルが使用開始され、念願の「上下線分離」が一部実現した八木山バイパス。SNS上などでは早速「八木山バイパス新トンネル通ってる」「お~」「対面無くなってすごいホッとする!」など、歓迎する声が。
今後、篠栗~筑穂の4車線完成が「2024年度内」の予定で、それと同時に八木山バイパスは有料化されます。そのあと、残りの筑穂~穂波東(約7.6km)も4車線化完成となる計画です。
なお、有料化後の八木山バイパスの通行料金は、軽自動車220円、普通車280円、中型車330円、大型車450円、特大車760円、軽車両等30円(50ccを超え125cc以下の原付)です。