2002年に国内販売を終了した日産「テラノ」のニューモデルを、デザイナーであるEnoch Gonzales氏が独自に予想し、レンダリング(イメージCG)を作製しました。このレンダリングについて、SNSなどでは様々な反響が出ています。
■斬新「段差付きルーフ」引き継ぐ「テラノ2024型CG」に称賛の声
2002年に国内販売を終了した日産「テラノ」のニューモデルを、デザイナーであるEnoch Gonzales氏が独自に予想し、レンダリング(イメージCG)を公開しました。
懐かしいモデルの復活を予想したこのレンダリングについて、SNSなどでは様々な反響が出ています。
テラノは、日産が製造、販売していたSUV。初代モデルが登場したのは1986年で、2代目モデルまで日本で販売されました。
2代目モデルが登場してから約7年後の2002年に、日本国内では販売終了。その後はインドやロシアといった海外で販売が続けられたものの、2022年には海外での販売も終了しています。
そのような経緯を持つテラノが現代に蘇ったら…というコンセプトで、2024年モデルのレンダリングを作成したのが、Enoch Gonzales氏です。
このレンダリングでは、初代モデルをモチーフの中心としながらも、海外で展開されていたモデルの特徴も取り入れており、ひと目でテラノの後継車種であることがわかるものとなっていました。
たとえば、角型のヘッドライト形状や、ボンネットの先端に設けられた3つのスリットは、初代テラノのフロント部分のようでありつつ、現代風のLEDと思われるヘッドライトが搭載されているほか、高い走破性を予感させる大型のスキッドプレートがついています。
一見すると2ドアのような、窓枠部分に隠されるように配置されたリアドアハンドルも、初代に遅れて追加された4ドアモデルのような仕様です。
足元は本格的なクロスカントリーSUVらしく、大径のオフロードタイヤを装着。個性的なアルミホイールのデザインも初代モデルのようであり、懐かしさを感じる人が多いかもしれません。
前部座席と後部座席の間のBピラーからわずかに反り上がっている屋根の形状は、1999年の海外仕様のモデルを意識したと思われ、過去のモデルへのリスペクトが感じられるものでした。
このような特徴を持ったテラノのレンダリングに、SNSなどでは様々な反響が出ています。
まず見られるのが、「素晴らしすぎです」「かっこいいです」「もしミニカーで出たら欲しい」「日本車の中ではナンバーワンになりそうなかっこよさ」とそのデザインを絶賛する声。
クロスカントリーSUVらしい角張ったデザインは好みが分かれるところですが、一定数のユーザーにハマったようです。
次に見られるのが、「欲しい~けど実現性は低いだろう」「蘇ってほしい」という声。
街乗り向きのクロスオーバーSUVやコンパクトカー、ミニバンが売れている現状で、本格的なクロスカントリーSUVに乗るユーザーはそう多くはないものの、逆にそのようなクルマが好きなユーザーには支持されるデザインであるようです。
そして、「ランドクルーザー250みたいに高くなければアリかもね」という声もありました。
※ ※ ※
日本国内での販売終了から約22年が経過し、非公式のイメージながら再び話題に上がっている、テラノ。
ひと目見たユーザーからは絶賛の声が上がり、時代が変わっても色あせない人気が感じられました。