世間で噂されている小さなランクル「ランドクルーザーFJ」の登場について、ネット上では多くの反響が集まっています。
■全世界で噂されている「ミニランクル」に反響集まる!
トヨタは近年、従来のランドクルーザー(ランクル)シリーズに加え、より小型のモデルを発表する可能性を示唆しています。
この新型モデルに関して、世間では「ランドクルーザーFJ」として登場するのではないかとの噂が広まっており、ネット上でも多くの反響が集まっています。
2023年に「ランドクルーザー70」が復活したほか、「250」が新たに設定されるなど、ランクルシリーズが国内外で大きな反響を呼びました。
しかし、トヨタはこれだけにとどまらず、2023年8月に開催された70、250の発表会では、さらに3つの新しいモデルのシルエットを公開。
これにより、ランクルシリーズのさらなる展開が予想されるようになりました。
なかでも特に注目されたのがコンパクトなモデルのシルエットで、これがランドクルーザーFJとして登場するのではないかという憶測が広がりました。
このコンパクトなモデルの起源は、2021年のトヨタの「バッテリーEV戦略説明会」で披露された「コンパクトクルーザーEV」にまで遡ります。
その後トヨタは「ランドホッパー」や「ランドスケープ」などの商標を取得しましたが、最終的にランドクルーザーFJがこの新型モデルの名称になる可能性が高いとされています。
アメリカでは特にこの新型ランクルへの期待が高まっており、多くのファンがFJ40やFJクルーザーに特別な思いを抱いています。
FJクルーザーは2006年にアメリカでデビューし、そのレトロなデザインが大ヒットしました。
現在でも、このモデルの後継としてランドクルーザーFJの登場が待ち望まれています。
一部のメディアでは、新型ランクルのデザインはコンパクトクルーザーEVに沿ったもので、ほぼ完成しているであろうと予想されています。
実際に発表会で公開されたシルエットは、このモデルに酷似しており、4ドア仕様であることやウインドウの形状も一致しています。
また、オーストラリア市場でも新型ランクルへの期待が高まっており、その背景にはFJクルーザーや歴代のランドクルーザーが農業分野で今なお活躍していることにあります。
オーストラリアの予想では、新型ランクルは250のシルエットを持ちながら、FJの伝統的な丸形ヘッドライトを採用するのではないかという見方が主流です。
くわえてトヨタの取締役であるサイモン・ハンフリーズ氏が発表会で「ランクルでの体験を向上させるだけでなく、新たなモビリティのアプローチを模索している」と述べたことから、ミニランクルがシリーズ初のBEVで登場する可能性も示唆されています。
さらに、海外市場ではランドクルーザーFJの名称で販売される一方、日本市場では異なる名前が採用されるとの予測もあります。
ボディサイズとしては同社の「カローラクロス」と同等で、オーストラリアではスズキ「ジムニーXL(5ドア)」の競合として位置づけられる可能性が高いとされています。
なお時期としては2025年に正式発表されると世界各国で予想されていますが、もしかすると年内に事前発表が行われるかもしれません。
そんな世界各国で噂されている新型ランクルについて、ネット上では「FJクルーザーのスタイルが好きだったから、踏襲したモデルだと嬉しい」「70もなんだかんだ大きいから、コンパクトサイズのランクル出たら売れそう」など、FJクルーザーを踏襲したコンパクトなSUVを期待する意見が多く集まっています。
また「仮に出たとして日本で発売されるかどうかが気になる」「今のトヨタでも沢山SUVが揃っているけど、ちゃんと日本でも売ってほしい」など、日本での発売を希望する声も。
一方で「EV限定じゃなくて、ガソリンやディーゼルも出してくれるかなあ」と複数のパワートレイン展開を望むユーザーや、「発売されても他のランクルみたいに納車まで時間かかりそう」など、納期の長さを懸念するコメントも複数見られました。