2024年10月4日、レクサスの米国法人は、フラッグシップスポーツクーペ「LC」の2025年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■5リッターV8搭載のスポーツモデル
2024年10月4日、レクサスの米国法人は、フラッグシップスポーツクーペ「LC」の2025年モデルを発表しました。
レクサスブランドのフラッグシップクーペである「LC」は、2017年デビューと最新モデルではないにもかかわらず、現在でもそのエモーショナルなデザインと高いパフォーマンスを持ち合わせ、圧倒的な存在感を放ち続けるモデルとして君臨しています。
そんなLCの2025年モデルが北米にて発表となりました。
今回発表となった2025年モデルでは、すでに圧倒的なパフォーマンスを誇るLCをより高い次元へ昇華させるため、クーペモデルのフロントとリアにアンダーフロアブレースを追加。
またハイブリッドの「LC500h」には、「スポーツパッケージ」の一部としてカーボンファイバーのスカッフプレートが追加され、より存在感を高めている点もポイントです。
そしてコンバーチブルを含むすべての2025年モデルには、カスタマイズ可能な「ビスポークビルド」が用意され、ホイール、スポイラー、ルーフ、内外装トリムや色などを自由に組み合わせ、車両を構成することが可能。
カスタマイズオプションには、カーボンファイバールーフやオールブラック仕上げの21インチ鍛造アルミホイールなどが用意されるほか、3つの標準インテリアカラーに加えて、専用のホワイト&ブルーインテリアを選択することもでき、よりオリジナリティ溢れるLCをつくりあげることができます。
さらに、このビスポークビルドオプションを選択すると、LC チーフエンジニアの武藤 康史氏の署名と捺印が入った日本和紙の正規証明書が付属するのも、レクサスらしい心配りと言えるかもしれません。
そのほか2025年モデルのLCは「ウルトラソニックブルーマイカ2.0」、「カッパークレスト」、「キャビア」、「クラウドバーストグレー」、「イリジウム」、「ウルトラホワイト」、「インフラレッド」、「フレアイエロー」、「ノリグリーンパール」の9色を外装色として用意。
インテリアからは「ブラック」、「トーストキャラメル」、「リオハレッド」が用意され、サテンメタリックの装飾と相まってプレミアム感溢れる空間を演出してくれます。
パワートレインは従来型に引き続き、LC500には最高出力471HPを誇る5リッターV型8気筒エンジンと10速ダイレクトシフトオートマチックトランスミッションを組み合わせ搭載。LC500hにはシステム出力354HPを誇る、3.5リッターV型6気筒エンジンとモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムを搭載しています。
インフォテイメントシステムにはレクサスインターフェースとコネクティッドサービスが備わり、ユーザーは無線アップデート(OTA)を用いて常に最新の機能を受けることが可能。
充実した装備はレクサスのフラッグシップに相応しいものとなっています。
日本では現在受注停止となっているレクサスLCですが、日本仕様もまもなく改良モデルが登場することが予想されていますので、気になる方は動向をチェックしておいた方がよさそうです。