まるである高級車のような外観のトヨタ「MR-S」が、国内の中古車販売店で販売されています。どのようなモデルなのでしょうか。
■トヨタノポルシェな「MR-S」?
まるである高級車のような外観のトヨタ「MR-S」が、国内の中古車販売店で販売されています。本記事ではどのような経緯で外装を変えたのか、お店の方に話をうかがいました。
埼玉県新座市にある合同会社 エムオートサービスで販売されているMR-Sは、内外装が徹底的に改造されています。
ベースとなるMR-Sは2004年4月モデルのSエディションです。硬派なMRスポーツカーで、クルマ好きが走りを楽しめる1台です。
掲載されているMR-Sの外装は、ドイツの高級自動車メーカー「ポルシェ」の「カレラGT」のような迫力あるデザインになっています。
クルマの改造はどこで行ったのか販売店に聞いたところ「既に改造された状態のクルマを仕入れました」とのことでした。
さらに「前オーナーが、静岡県御殿場市にあるショップのマイルストーンでキット販売されているパーツに交換しました。Abflugというブランドのパーツです。改造費用はキット本体が120万円で、その他塗装・工賃費用などを含めておおよそ総額300万円かかっていると聞きます」とのことでした。
マイルストーンは、これまでゼロヨン向けのエンジンチューニングなどを実施していましたが、コンピュータ制御化が進むにつれてエアロパーツなどの製作に移行しています。
このMR-Sの支払い総額(消費税込)は、340万1000円。内訳として、車両本体価格(消費税込)が298万円で、諸費用は、42万1000円です。
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MR-Sは、トヨタの2シーターオープンスポーツカーで、ミッドシップエンジンレイアウトのスポーツカーとして人気を博した「MR2」の後継車として開発されたクルマです。
クラッチレスのシーケンシャル6速MTが搭載されており、シフトレバーとステアリングのボタンでシフトアップ&ダウンの操作ができます。発売当初、MR-Sは国産車で初のシーケンシャルMT搭載車として注目されました。
トップ(屋根)は手動式のソフトトップで、リヤウインドはガラス製を採用しています。Sエディションは、アルミペダルを装備したスポーツ仕様です。