マツダのベルギー法人は、2024年9月4日、「MX-5(日本名ロードスター)」の特別仕様車「MX-5 GESHI(ゲシ=夏至)」を発表しました。このクルマについて、日本国内でも様々な反響が出ています。
■マツダ「MX-5 ゲシ」に称賛の声
マツダのベルギー法人は、2024年9月4日、「MX-5(日本名ロードスター)」の特別仕様車「MX-5 GESHI(ゲシ=夏至)」を発表しました。
艶やかなグリーンをまとった同車に、日本国内でも様々な反響があります。
MX-5は、マツダが製造、販売するオープンカー。初代モデルが登場したのは1989年で、初登場から約11年後の2000年には生産累計53万1890台を達成し、「世界でもっとも多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」として、ギネスブックの認定を受けるほどの人気車となりました。
現行型は4代目。今回発表されたMX-5 ゲシは、4代目の限定モデルです。
エクステリアには、マツダ純正のエアロパーツ、ドイツのホイールブランドであるBBS製の17インチ鍛造ホイール、おなじくドイツの部品メーカーであるビルシュタイン製ダンパー、イエロー塗装のブレーキキャリパー、ストラットタワーバー、スポーツマフラーなどを装備しています。
インテリアおよびソフトトップのカラーはサンドベージュで、リアコンソールボックスに「夏至」プレートを装着しています。
ボディカラーは、初代モデルで設定されていたブリティッシュグリーンのような鮮やかな緑。イエロー、ホワイト、ブラックのラインも施されます。
ゲシという車名の由来になっているのは、1年でもっとも日が長い夏至であり、夏至からインスピレーションを得て作られたクルマであるため、そのように名付けられました。
パワートレインは、1.5リッター直列4気筒エンジンと、2リッター直列4気筒エンジンの2種類を用意。後者はすでに現地の正規ディーラーのラインナップから消えており、最後の2リッターMX-5としての側面もあります。
価格は5万2990ユーロ(約860万円)で、夏至と関連ある二十四節気にちなんで、24台の限定販売です。
このような特徴を持つMX-5 ゲシに、現在日本国内でもさまざまな反響が出ています。
まず多く見られるのが、「MX5 ゲシよすぎる」「MX-5 ゲシ良いな」「ほわー、かっこいい」「えぇ色ですなぁ」という、称賛する声。
鮮やかなグリーンは写真映えも良く、実車を生で見なくてもかっこいい、いい色だという印象を抱くユーザーは多いようです。
次に見られるのが、「メッチャカッコいい…と思ったけど約860万円というプライスを見て冷静になった」「めっちゃツボで欲しいと思ったところお値段見てそっと閉じた」という声。
先述したユーザーたちとおなじく、見た目はかっこいい、ツボだと魅力を感じながらも、約860万円という普通の感覚では気軽に手が出せない金額に、ハードルの高さを感じている様子がうかがえました。
さらに、「これを日本で売ってくれよ」という声も。
発表されたのはベルギーでの販売であり、日本国内では現在のところ販売される予定はありません。
上記のユーザーもMX-5 ゲシに魅力を感じているからこそ、購入できる環境を作ってほしいと願っている様子でした。