マツダ「フレアワゴン」のSUVモデルである「タフスタイル」が全面刷新しました。どのようなモデルになったのでしょうか。
■ワイルド感増した新型「フレアワゴン タフスタイル」
マツダは2024年10月17日、軽自動車「フレアワゴン タフスタイル」をフルモデルチェンジして発売しました。
フレアワゴン タフスタイルは、スズキ「スペーシア ギア」のOEMモデルとしてラインナップされる、SUVスタイルの「軽スーパーハイトワゴン」です。
今回の全面改良では、フレアワゴン タフスタイルの特徴である、アクティブで頼りになるギアを想起させるデザインと従来モデルが持つ優れた機能性をさらに進化させました。
外観デザインは、専用の丸目LEDヘッドランプ、メッキブロックのフロントグリルに加え、フロント・リアのスキッドプレートでSUVらしさを演出。スズキの軽四駆「ジムニー」のようなフロントフェイスを備えています。
加えて専用デザインのガンメタリック色の14インチアルミホイール、専用装備となるルーフレールなどを設定し、日常生活でもアウトドア気分を味わえるような遊び心を演出しました。
内装については、カーキ色をアクセントにしたインパネやメッシュタイプの運転席・助手席シートバックアッパーポケットなどを採用し、遊び心と道具感が感じられる室内空間にしました。
快適性・使い勝手では、撥水加工を施した専用のファブリックシート表皮やドアトリムクロス、そして砂や泥汚れにも強い防汚タイプのラゲッジフロアを採用することで、アウトドアでも気兼ねなく使える機能性を実現。
また後席の「マルチユースフラップ」では、オットマンや足のサポート機能のほか、荷物の落下予防といった機能が利用可能です。
さらに、ステアリングヒーターや運転席と助手席へのシートヒーターの採用により、快適で過ごしやすい室内空間を実現しました。
安全性能では、「フレアワゴン/フレアワゴン カスタムスタイル」と同様に、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。
また、アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付]、全方位モニター用カメラなども装備し、より安心・安全な運転をサポートします。
グレードは、660cc自然吸気エンジンを搭載する「XS」と同ターボエンジンを搭載する「XT」が設定され、全車マイルドハイブリッド仕様です。
駆動方式はいずれのグレードでも2WDと4WDが選べます。
※ ※ ※
新型フレア タフスタイルの価格(消費税込)は215万9300円から236万3900円です。