ホンダのインドネシア法人は2024年7月18日から28日まで、開催されたガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)で新型コンパクトSUV「e:N1」(イーエヌワン)を公開しました。同車についてSNSなどでは様々な反響が集まっています。
■ホンダの新型「コンパクトSUV」に反響集まる
ホンダのインドネシア法人は2024年7月18日から28日まで、ジャカルタ郊外で開催されたガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)にフル電動の新型コンパクトSUV「e:N1」(イーエヌワン)を公開し、2025年に発売すると発表しました。
同車についてSNSなどでは様々な反響が集まっています。
e:N1は、ホンダが中国で2022年に起ち上げたEV(電気自動車)専用サブブランド「e:N」シリーズの第1弾「e:NS1」「e:NP1」のインドネシア仕様です。
エクステリアは、日本でも販売されているコンパクトSUV「ヴェゼル」(インドネシアでの車名はHR-V)のデザインをほぼ踏襲し、フロントマスクをグリルレスにしているのが特徴です。そのグリルレスのパネルを開くと充電口が現れます。
先進運転支援システム「ホンダセンシング」やコネクティビティ機能「ホンダコネクト」など先進的な機能も数多く搭載し、コックピットは運転席側に10.25インチディスプレイ、中央部に15.1インチディスプレイを配置した、すっきりしたデザインとなっています。
モーターは最高出力150kW・最大トルク310Nmを発生。バッテリー容量は68.8kWhで、一充電当たりの航続距離は最大500km。急速充電技術により50分程度で80%充電を可能です。
同社によると現地のニーズと交通インフラを調査した結果、e:N1はユーザーの生活習慣に適合すると見ており、GIIASの最終日に「e:N1」は来場者による投票で「好きなクルマ」に選ばれました。
なお、このEVは2022年に中国で生産、販売が始まった後、2023年半ばに「e:NY1」という車名で欧州市場に導入されました。また2023年末からタイでも生産され、レンタカー向けに販売されています。
インドネシアではホンダが初めて投入するEVとなり、2025年に発売予定。日本への導入は残念ながら未定です。
この「e:N1」に日本では、「ヴェゼルEVとして上陸アリ!?」、「ホンダのeはなんかカワイくてデザイン好き」、「早く日本でも発売してほしい!」、「レンタカーとして発売って、戦略慎重だなー」など、好意的な反響が多く起こっています。