カスタムメーカーのKUHL JAPAN(クールジャパン)は2024年10月14日、トヨタ「クラウンスポーツ」用のエアロパーツを新発表。あわせてデモカーが完成したとし、コンプリートカーも販売開始しました。
■クラウンスポーツ「精悍SUVクール仕様」
カスタムメーカーのKUHL JAPAN(クールジャパン)は2024年10月14日、トヨタ「クラウンスポーツ」用のエアロパーツを新発表。あわせてデモカーが完成したとし、コンプリートカーも販売開始しました。
トヨタ「クラウン」といえば、1955年に初代モデルが登場後、70年近い人気を誇るロングセラーモデルとなっています。
2022年7月には16代目クラウンが誕生し、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4モデルによる展開となり、大きな「クラウンファミリー」が形成されることとなりました。
そのなかでクラウンスポーツは2023年10月に登場。スポーツという名称の通り、4タイプ中もっとも走りの楽しさを追求し、内外装デザインなどもほかの3タイプよりもスポーティかつエモーショナルなものとなっています。
ボディサイズは全長4720mm×全幅1880mm×全高1565mm、ホイールベースは2770mmです。
パワートレインはハイブリッドとプラグインハイブリッド(PHEV)の2タイプを用意し、いずれのモデルも駆動方式は4WD(E-Four・電気式4WDシステム)を採用しています。
HEVモデルは、クラウンクロスオーバーにも搭載された2.5リッターガソリンエンジン+モーターのパラレル式ハイブリッドを採用。最高出力は234馬力です。
PHEVモデルは、306馬力を発揮する2.5リッタープラグインハイブリッドユニットを採用。EV走行距離は90kmを誇り、走行性能と燃費性能を高めました。
さて、今回クールジャパンが発表したのは、そんなクラウンスポーツをさらに「シンプル&スポーティにボディ下部をボリュームアップさせる」というコンセプトで開発されたエアロパーツアイテムです。
フロントハーフスポイラーは左右の突起がシャープさとスポーティさを強調。ホワイトパールとブラックの2トーンカラーも薄型エアロを強調しています。さらに両端部にはフィン形状を設け、塗分けでフィンの独立した存在感を際立たせているのが特徴です。
サイドステップカバーはドア下に20mm張り出す装着パーツで、ワイド感の強い張り出しデザインを採用したとのこと。特に下から後方へ「駆け上がる」立体造形が特徴です。さらに流麗なブラックが入った2トーンとなっているほか、ローエッジはフィン形状でスポーティさを強調しています。
リア部はルーフスポイラーを進化させてウィング状にしたカバーとなっていて、「空力的にも効果が期待できる」とのこと。アンダーエアロは上方へ反り上がる形状で、バンパーとのあいだに空間を設ける「フローティング」形状はクールジャパンの十八番と言えるもの。
さらに「BLITZ車高調」ローダウンかつ、純正21インチに対し22インチホイールを装着してインパクトのある姿も披露されています。
フルカスタムコンプリートカーの販売価格(税込)は699万円。