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トヨタ「“2階建て”ハイエース!?」公開! 超ワイドで「6人寝られる」! オシャな「ウッド内装」もシブいセキソーボディ「TOM200 PLUS」名古屋で実車展示

くるまのニュース 2024年10月26日 8時10分

2024年9月28日と29日、名古屋で開催された「名古屋キャンピングカーフェア 2024」でセキソーボディが展示していた、トヨタ「ハイエース」をベースにした「TOM200 PLUS(リチウムイオンモデル)」について紹介します。

■「ハイエース」をカスタムした豪勢なキャンピングカーに注目!

 2024年9月28日から29日に「ポートメッセなごや」(名古屋市港区)で開催された「名古屋キャンピングカーフェア 2024」では、さまざまなビルダーによる多くのキャンピングカーが展示されていました。

 今回注目するのは、セキソーボディが展示していたキャンピングカー「TOM200 PLUS」です。ベースはトヨタ「ハイエース」ですが、見た目からして少し様子が異なるようです。

 セキソーボディは1974年に創業し、1986年に日本で初めてハイエーストラックをベースにしたキャブコンバージョンを制作したカスタムカーメーカー。本社を埼玉県に置き、キャンピングカー製造を行っています。

 TOM200 PLUSのベースになっているのは、トヨタの人気ワンボックスバン「ハイエース DX」の標準ボディです。

 ボディサイズは全長4980mm×全幅1920mm×全高2670mm。乗車定員は7人で、就寝定員は6人です。

 外観に目を向けると、フロント部分こそ通常のハイエースですが、リア部分には大きなキャビンが備わる独自のキャブコンスタイルを特徴とします。

 同社独自の製法「ハイドロバックパネル」によって「強い・軽い・広い」を実現化させたといいます。

 会場に並ぶキャブコンタイプのキャンピングカーの多くは、キャブオーバートラックの荷台に架装をしてしますが、これらと比べると明らかに背が低く、見た目にも安定感があります。

 シート配置は、オリジナルの前席に加え、後部のキャビン部に2列のオリジナルシートが備わります。

 走行時は前方に向けて使用し、宿泊先などで2列目を後ろ向きに転換することで、リビング空間となる仕掛けです。

 内装にはシブいウッド調の収納棚や家具を採用し、オシャレな雰囲気。

 座席は上質なブラウン、壁はレンガ調のデザインやクリーム色のデザインを施しており、全体に上質な仕立てとなっています。

 就寝スペースは、車体後部にダブルサイズのベッドを常設するほか、運転席上に引き出し式のバックベッド、さらに後席をフラットにアレンジすることで生まれるベッドの3つがあります。

 主要装備としては、トヨタ純正のリアクーラー・リアヒーター、12リットルの排水・給水タンク、カセットコンロや冷蔵庫、リチウムイオンのサブバッテリーなどを備えています。

 またベース車の先進安全機能「トヨタセーフティセンス」もそのまま備わります。

 展示車のパワートレインは、最大136馬力を発揮する2リッターガソリンエンジンと6速ATを組み合わせ、駆動方式は2WDです。

 このほか2.8リッターディーゼルターボエンジン車(2WD/4WD)の選択も可能です。

 TOM200 PLUSの車両本体価格(消費税込み)は813万5000円から。オプション付きの展示車は1003万1600円と表示されていました。

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 独自の内外装デザインに加え、トヨタの先進安全機能も備えたTOM200 PLUS。

 会場スタッフの「ナチュラルな形状とデザインが魅力」という言葉通り、多くの来場者が興味を持っているようでした。

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