2024年10月9日、ルノー ジャポンはクーペSUV「アルカナ」を一部改良しました。デザインなどを変更した新グレード「エスプリ アルピーヌ」が追加されています。
■スポーツブランド「アルピーヌ」のエッセンスを投入
ルノー ジャポンは2024年10月9日、クーペSUV「アルカナ」を一部改良しました。
デザインなどに変更を加えるとともに、ルノーのスポーツブランド「アルピーヌ」の特徴を反映した新グレードが追加されます。
アルカナは、SUVの機能美とクーペのエレガントさが融合する都会的なフォルムを特徴とするファストバックスタイルのクーペSUVモデル。
2019年に発表されたのち、欧州では2021年より発売を開始。国内においては2022年1月の「東京オートサロン2022」会場でデビューを果たしています。
パワートレインは、まず1.6リッター直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンに2モーター、ドッグクラッチ式マルチモードATを組み合わせたルノー独自のフルハイブリッドシステム「E-TECH」モデルが、国内向けルノー車で初搭載されました。
カタログ燃費22.8km/L(WLTCモード燃費)を発揮するいっぽう、ダイレクトで爽快なドライブフィールが楽しめます。
続いて2022年11月には、1.6リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンと7速EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)のマイルドハイブリッド(カタログ燃費:17.0km/L)も追加されています。パドルシフト付きで、パワフルな走りと燃費効率を兼ね備えるモデルです。
今回実施された一部改良では、新グレード「エスプリ アルピーヌ」が導入されました。
ルノーグループのスポーツブランドである“アルピーヌ”の特徴である「スポーツ・プレミアム・フレンチタッチ」のエッセンスを取り入れたスポーツシックなデザインが与えられています。
新型アルカナのフロント周りは、フラットデザインの新エンブレムと、ハーフダイヤモンドシェイプが立体的に浮かび上がるフロントグリルを組み合わせます。
ブラックルーフから続くリアエンドは、新エンブレムやブラックの「ARKANA」ロゴ、ブラックエキゾーストフィニッシャー、クリアライトクラスターを採用。
19インチ化された専用デザインの大径アルミホイール(タイヤサイズ:225/45R19)とともに、スポーティさを増しました。
ボディサイズは、全長4570mm×全幅1820mm×全高1580mm、ホイールベース2720mmです。
内装は、レザーフリーとなり、Alpineロゴとブルーステッチが入った「TEPレザー」とスエード調コンビシートを新採用します。
またステアリングホイールとドアパネルには、トリコロールのステッチも施されます。
装備面では、EASY LINKのタッチスクリーンが9.3インチに拡大し、360度カメラには、新たにサイドビュー機能が加わりました。
このほか、メーカーオプションでパノラミックルーフが選択可能となっています。
パワートレインは従来同様にE-TECH フルハイブリッドモデルとマイルドハイブリッドモデルが用意されます。
新型アルカナ エスプリ アルピーヌの価格(消費税込み)は、459万円から499万円です。