マツダのメキシコ法人は2024年10月18日、新型ピックアップトラック「BT-50」2025年モデルを発表しました。
■新色設定&内外装をアップデート…
マツダのメキシコ法人は2024年10月18日、新型ピックアップトラック「BT-50」2025年モデルを発表しました。
11月18日から先行予約受付をスタートし、2025年2月の発売を予定しています。
BT-50は2006年に登場したミディアムピックアップトラックです。かつての「B1500」や「プロシード」の系譜を受け継ぎ、主にアジアや豪州、中南米、中東、アフリカ地域で展開されています。
現行型は3代目で、2020年6月に登場しました。デザインなどはマツダ独自のものを用いていますが、ベース車はいすゞが展開しているピックアップトラック「D-MAX」のOEMモデルとなっています。
ボディサイズ(オーストラリア仕様)は全長5280-5320mm×全幅1870mm×全高1785-1810mm、ホイールベース3125mm。
パワートレインは仕向地によって異なりますが、1.9リッターまたは3リッター4気筒ディーゼルターボエンジンが用意され、6速ATもしくは6速MTが組み合わせます。駆動方式はFRまたはデフロック付きパートタイム式4WDです。
ボディタイプは2ドアのシングルキャブ、後部を延長した2ドアのフリースタイルキャブ、4ドアのダブルキャブが用意され、乗用・商用のバリエーション展開があります。
今回発表された2025年モデルでは、デザインの大幅変更も含めたビッグマイナーチェンジが実施されました。内装の質感向上や機能の向上も図っています。
エクステリアは「CX-5」から採用の共通テーマ「魂動デザイン」をさらに洗練させ、新デザインのLEDヘッドライトやグリル、バンパーなどを採用。リアも新しいLEDテールライトやサイズを拡大したマツダロゴを備え、堅牢なイメージを高めています。
インテリアは9インチディスプレイのインフォテイメントシステムを搭載し、利便性を高めたほか、シルバーのステッチを施したレザー素材のシートやトリムを採用し、上質な仕立てとしました。
先進装備では、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援、クロストラフィックアラート、前後カメラなどを搭載。高い安全性能も確保しています。
メキシコ仕様ではルーフレールや荷台ボード、ヒッチメンバーなどが標準装備で備わり、新色「ソーラーレッド」を新設定。デフロックは電磁式を搭載し、悪路性能も確保しました。
ラインナップはダブルキャブ仕様で3リッターディーゼル4WDモデルの1グレードのみの展開です。
新型BT-50 2025年モデルの価格は82万9900メキシコドル(約417万円)に設定されます。