2024年9月28日から29日に開催された「名古屋キャンピングカーフェア 2024」で、東和モーターズが展示していた「クライン108 Pop」について紹介します。
■対面で座れるシート配置の軽キャンパー「クライン108 Pop」
2024年9月28日から29日にかけて「ポートメッセなごや」(名古屋市港区)で開催された「名古屋キャンピングカーフェア 2024」には、全国から集まったさまざまなキャンピングカーを展示していました。
なかでも東和モーターズが出展していたキャンピングカー「クライン108 Pop」は、軽バンベースながら大人4人が寝られるといいます。どのようなクルマなのでしょうか。
東和モーターズ(東京都杉並区)は、関東をはじめ札幌などにお店を構えるカーショップで、キャンピングカーだけのみならず福祉車両の製造販売や中古車販売も行っています。
クライン108 Popのベースになっているのは、スズキの軽ワンボックスバン「エブリイ」。
ボディサイズは全長3390mm×全幅1470mm×全高1960mmで、乗車定員・就寝定員共に4人。軽自動車区画にしっかり収められています。
外観に目を向けるとポップアップルーフが気になるところ。見た目にもインパクトがあります。
内装は白色を基調にした色合いで統一され、穏やかな雰囲気をしています。
軽自動車をベースにしたキャンピングカーながら、対面での会話もできる多彩なレイアウトが特徴です。
主要装備としては2WAYダイネットテーブル、走行充電システムやサブバッテリー(80A)、AC100Vコンセント2口といった電源システム、収納付きカウンター、プライバシーカーテン、LED照明タッチセンサー、ペンダントLED照明などを備えています。
さらにオプションとして、FFヒーターやシャワーヘッド付きシンク、カーナビや15.6インチのテレビモニターなどを用意します。
クライン108 Popの車両本体価格(消費税込み)336万9300円。オプション付きの展示車は358万9460円となっています。
会場のスタッフに魅力などを聞いたところ「手軽な価格で購入できるので幅広い層のお客様から興味をもっていただいています」と語っていました。
確かにシンプルなキャンピングカーではありますが、必要な装備は一通り揃っており、使い勝手も良さそうでした。