20年ほど前までは「国産車で300万円を超えれば高級車」と言われる時代もありました。しかし、年々様々な材料や光熱費の高騰にはじまり、クルマ自体の性能・機能も向上しており、「国産車で500万円を超えれば高級車」と言われる時代に。そんな現代で安く買えるクルマには何があるのでしょうか。
■いま買える「安いクルマ達」何がある?
昨今、「昔と比べて新車価格が高くなった」という声を聞きます。
実際に昔と比べると価格は高騰していますが、そうした現代において新車価格が安いクルマにはどのようなものがあるのでしょうか。
20年ほど前までは「国産車で300万円を超えれば高級車」と言われる時代もありました。
しかし、年々様々な材料や光熱費の高騰にはじまり、クルマ自体の性能・機能も向上。
安全装備や快適装備も増えて最近では「国産車で500万円を超えれば高級車」と言われる時代に。
そんな現代で安く買える新車にはどのようなモデルがあるのでしょうか。
今回は、国産8社における普通乗用車(普通車)と軽乗用車(軽自動車)で安く手に入るモデルを公式ホームページに記載されているものから見ていきます。
まずはトヨタから。トヨタは100万円以下の軽乗用車から2000万円を超えるショーファーカーなどをラインナップしています。
そんなトヨタで安く手に入る普通車はコンパクトカーの「ヤリス」で150万円から。
また軽自動車では「ピクシスエポック」が90万2000円からとなっています。
ちなみに最も高級なモデルは、「センチュリー(SUV)」の2500万円からとなっており、ラインナップの幅の広さに驚かされます。
次にホンダ。最も安く手に入る普通車はコンパクトカーの「フィット」で172万400円から。
軽自動車では「N-WGN」の134万4200円からとなっています。
ちなみに最も高級なモデルは、燃料電池車(FCEV)の「CR-V e:FCEV」となり、価格は809万4900円です。
次に日産です。安く手に入る普通車はワゴン/ミニバンの「NV200(ワゴン)」となり223万1900円から。
今回の国産8社の中で唯一200万円以下がラインナップされていません。対して軽自動車は「デイズ」の143万7700円からです。
そんな日産で1番高いモデルは日本を代表するスーパースポーツ「GT-R」の1444万3000円からとなっています。
次にマツダです。安く手に入る普通車はコンパクトカーの「マツダ2」となり154万8800円から。
軽自動車では「キャロル」の114万4400円からです。
そんなマツダで最も高いモデルは電気自動車(BEV)「MX-30 EV MODEL」で451万円からとなっています。
■1番高くても「200万円以下」も!? スバル・三菱・スズキ・ダイハツのどこがそのメーカー?
次はスバルです。安く手に入る普通車はコンパクトSUVの「レックス」となり182万円から。
軽自動車では「プレオプラス」の103万6200円からですが、商用車を含むと「サンバートラック」の96万8000円からがラインナップされています。
そんなスバルで最も高いのは電気自動車(BEV)「ソルテラ」で627万円からです。
その次に三菱。安く手に入る普通車はコンパクトワゴンの「デリカD:2」となり196万200円から。
対して軽自動車は「eKワゴン」の142万2300円からとなっていますが、商用車を含むと「ミニキャブトラック」の110万3300円からがラインナップされています。
なお三菱で最も高いのはプラグインハイブリッド車(PHEV)「アウトランダーPHEV」の526万3500円からです。
次にスズキの安く手に入る普通車はコンパクトワゴンの「ソリオ」となり164万7800円から。
軽自動車は「アルト」の106万4800円からです。なお商用車を含むと「キャリイ」の105万1600円からとなっています。
なおスズキで最も高いのはミニバン「ランディ」の310万6400円からです。
最後にダイハツです。
ダイハツで安く手に入る普通車はコンパクトワゴンの「トール」となり156万6500円から。
軽自動車は「ミライース」の99万2200円からですが、商用車を含むと「ハイゼットトラック」の90万2000円からが最も安いモデルです。
そんなダイハツにおいて、最も高いモデルは軽スポーツの「コペン」となり188万8700円からと200万円以下となります。
元々は、普通車にセダン「アルティス」の406万3000円からがありましたが、2023年12月をもって生産終了となっており、2024年10月現在ではコペンが最も高いモデルとなっているのです。