2024年10月22日、ホンダは新型「CIVIC(シビック)」の受注状況について月間販売計画の約6倍と好調な立ち上がりであることを発表しました。
■販売の7割りが6MT専用グレード「RS」!?
2024年10月22日、ホンダは同年9月13日に発売を開始した新型シビックの累計受注台数が約3000台となり、月間販売計画の約6倍と好調な立ち上がりであることを発表しました。
受注台数のうち全体の7割り弱を占める約2000台が新たに設定された6MT専用グレード「RS」だといいます。
新型シビックとは、どのようなクルマなのでしょうか。
シビックは、初代が1972年に登場したホンダのスポーツハッチバックです。
初代は、独自のデザインと乗りやすさ、さらに世界に先駆けて公害対策を施した「CVCC」エンジンを搭載し、世界的に評価されるモデルになりました。
2022年には世界累計販売2700万台を達成し、ホンダを代表するグローバルモデルとなっています。
現行型は、2021年に登場した11代目です。低重心・水平基調でシンプルかつ上質な内外装に加え、先進の安全運転支援機能「Honda SENSING(ホンダセンシング)」や、新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を採用するなど、大きな進化を遂げています。
2024年9月のマイナーチェンジでは、ガソリンモデルに新グレード「RS」が追加されました。RSは、6速MT専用のスポーティグレードです。
デザイン面では、フロント周りがリフレッシュされ、先代では丸みを帯びていたフロントを新型ではグリルとバンパー下の開口部をワイドな形状に仕上げています。
フロントのデザイン変更は、「よりシャープな追突感」を狙ったデザインだそうで、スポーティなクーペスタイルのプロポーションを際立たせるものとなっています。
ボディサイズは、全長4560mm×全幅1800mm×全高1415mmと、デザイン変更に伴い2021年モデルと比較して全長が+10mm延長されています。
パワートレインは、引き続き1.5リッター直列4気筒VTECターボエンジンを搭載する純ガソリンエンジンモデルと、2.0リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「e:HEV」の2種類です。
新型シビックの販売価格(消費税込み)は、344万8500円から430万7600円となっています。
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新型シビックの購入層について、ホンダは「先代シビックからの買い替えのお客様が最も多く、年代については、RSは20代、e:HEVは50代のお客様を中心にご購入いただいています」と発表しました。
グレード別構成比は、ガソリン仕様「LX」2%、「EX」5%、「RS」67%、e:HEV仕様「LX」7%、「EX」1%という比率になっています。
ガソリン/e:HEV、トランスミッション別構成比は、ガソリン仕様「6MT」67%、「CVT」7%、e:HEV仕様「e-CVT」26%です。
人気カラートップ3は、「プラチナホワイト・パール」が40%、「クリスタルブラック・パール」が23%、「ソニックグレー・パール」が17%と発表されました。