ホンダは米国で新型「パスポーツ」を2025年に発売します。オフロードモデルの「トレイルスポーツ」も設定されますが、今回同車向けのアクセサリー類が発表されました。
■「CR-V」より大きい「パスポート」どんなモデル?
ホンダの米国法人は2024年10月22日、2025年発売予定のSUV「パスポート」のオフロードモデルである新型「パスポート トレイルスポーツ」の新たなアクセサリーパーツを発表しました。
パスポートは、ホンダが米国で販売するミドルクラスSUVで、「CR-V」よりも上に位置するモデルです。
初代(1993年)・2代目(1997年)はいすゞからOEM供給を受けていましたが、2019年に16年ぶりにフルモデルチェンジして登場した3代目(現行モデル)はホンダが独自に開発しました。
現行パスポートのボディサイズは、全長4839mm×全幅1996mm×全高1808-1834mm。
エクステリアは、大径グリルと直線基調のキャラクターラインがタフ感を強調。インテリアは、シンプルながらワンランク上の高級感を感じる仕上がりとなっており、広々とした室内空間が特徴です。
パワートレインは、最高出力280hpを発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンに9速ATを組み合わせました。
さらに、2021年9月には、より一層タフな内外装を備えたモデルとしてオフロードモデルのトレイルスポーツを追加しています。
そして、米国ホンダは新型パスポート(2026年モデル)の登場をアナウンスしており、2024年秋後半に正式発表され、2025年初めに納車が開始される予定です。
トレイルスポーツの新型モデルも開発中だといい、最も高性能なホンダSUVとしてラインナップされることになっています。
2024年9月にはカモフラージュ柄の新型トレイルスポーツ(テスト車両)が公開され、詳細なデザインは不明ながら、現行モデルよりもたくましさを感じられる角ばったスタイリングを採用。
オフロード感を高めた4連六角グリルのゴツいフロントグリルを装着し、フロントグリル下に「PASSPORT」エンブレムが付与されたほか、専用のシグネチャーアンバーデイタイムランニングライトが採用されることがわかりました。
専用設計の18インチホイールにオールテレーンタイヤを組み合わせたほか、鮮やかなオレンジ色のヘビーデューティフロントリカバリーポイントを装備。フロントオーバーハングは大幅に短縮され、アプローチアングルが向上するなど、悪路走破性を高めたといいます。
さらに、オフロード走行をアシストする新技術として、フロント、リア、サイド、360度の4つのカメラビューを備えた新しいトレイルウォッチ・システムが用意されます。
トレイルウォッチ・システムでは、センター ディスプレイに新しいタイヤ パスと車体ガイドラインが表示され、見通しのきかない頂上、深いわだち、トレイルの端など、傾斜や近さにより視界外にある障害物をドライバーが回避するのに役立ちます。
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新型パスポート トレイルスポーツの発売にあたり、さまざまなホンダ純正アクセサリーが設定されます。
新しいアクセサリーとして、車両の重量に耐えられる強力で耐久性のあるロックスライダー(トレイルスポーツ標準の頑丈なスチール製スキッドプレートを補強)、フロントグリルを損傷から保護するアルミニウム製フロントスカッフプレート、後部の荷物スペースに統合されたMOLLE(モジュラー軽量荷物運搬装置)ストレージシステムなどをラインナップ。
大自然の中を走破する旅のスタイル「オーバーランディング」に重点を置いたアクセサリー類が含まれます。