「子どもに、運転免許の教習所代『30万円』を出してほしいと言われています。運転の予定はないそうですが、高すぎる出費ですか?」という投稿が話題を集めています。
■我が子の運転免許 出費はどちら持ち?
「子どもに、運転免許の教習所代『30万円』を出してほしいと言われています。運転の予定はないそうですが、高すぎる出費ですか?」
そんな質問が、大手質問投稿サイトに投稿され、話題を集めています。投稿から5日経った10月24日時点で回答は23件にものぼり、様々な反響があったようです。
いったいどんな声があり、実際どんな懸念点があるのでしょうか。
投稿者によると、子は「みんな親が払ってる」と言い、教習所代を親が払うようお願いしてきたそうです。
30万円というなかなかの金額であり、「子供が払うべき」「親が払ってあげるべき」など、意見は多岐にわたっています。
「親が払うべき」とした人の意見は、「高校生の内でなければ教習所に通う時間が取りづらく、自分の稼ぎがない時期なので、親が金を出さなければまず取れません。就職の際にも条件として必須になっていたりします」「将来子どもの免許に救われる日が来るかもしれません」といったものです。
もちろん「立て替えてあげて、あとで返してもらう」という意見も複数あります。ただ「早いうちに取ることが重要」という点では共通しているようです。
「目先の将来に免許が必要な場面が迫っているのに、まだ免許取得資金を自分で持っていない」ことが本質だといえるでしょう。そのため「半分出してあげたら?」というアドバイスも出ています。
また「親として子供にお金を掛ける事は趣味みたいなモノです」「高いと言えば、凄く高いです。しかし子供の人生がかかっています」という声もありました。
いっぽうで「マイナンバーで十分」「原付免許でいい」「お金をドブに捨てるようなもの」「自分で出せ」「子供の話に主体性がなさすぎ」「今度は『クルマを買ってくれ』といいだすぞ。どこまで甘やかすのか?ワシらの世代はバイトで稼いだ」という声も。
半分は負担させるべきという人も「取得費用を全部親に出してもらうと、ありがたみが無くて教習を真面目に受けない可能性がある」と主張しています。
回答者の中には「親を騙してソシャゲの課金をしたいとか?推しに貢ぐために親を騙して金を奪おうと計画してるのか?ということはちゃんと見極めてください」などと、盲目的に大金を渡すことはやめるべきという意見もありました。
もっとも、親も子も自分の判断は自分で考えて決断するもの。回答者の中には「上の子は自分から免許を取りたいと言ってきたが、お金を出す時期でないので断ったら、自分でバイトして取った。逆に下の二人の子は免許は要らないと言ったが、こちらの方から『お金出すから取れ』と強く言った」など、それぞれが自分の意思で動いたケースもあります。
「ネット上でこう言われたからこうする」「誰かがこう言ってたからこうすべき」と他人任せにするのではなく、最終的な判断は自分自身で責任をもってすべきでしょう。