2024年10月15日、トヨタのインドネシア法人は新型「ハイラックスランガ」を発表しました。日本未導入のニューモデルに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
■「こういう“シンプル”なクルマが欲しかった」の声も！
トヨタのインドネシア法人は、2024年10月15日、新型「ハイラックスランガ」を発表しました。
日本では未導入の新型“ランガ”に対し、SNSなどでは早くも多くの声が集まっています。
トヨタがグローバルで展開をすすめている商用車のハイラックスランガは、日本国内では2023年に開催された「ジャパンモビリティショー2023」にて、新型「IMV-0（アイエムブイ ゼロ）」として公開されたクルマです。
IMVとは、かつてアジア本部長であった現トヨタ自動車会長の豊田章男氏が指揮を取り、「アジアの人々とともに、アジアの経済に貢献したい」との想いを込めて、現地のエンジニアとともに「現地現物」で開発されたモデル群のことを指し、IMV-0はその最新シリーズとなります。
タイではすでに「ハイラックスチャンプ」の車名で展開されており、今回インドネシアでも導入されました。
ハイラックスランガには、全長4970mm×全幅1785mm×全高1735mm、ホイールベースが2750mmのショートホイールベース版と、全長5300mm×全幅1785mm×全高1735mm、ホイールベースは3085mmのロングホイールベース版の2種類が存在します。
パワートレインは、最高出力139馬力の2リッターガソリンエンジンと、最高出力150馬力の2.4リッターディーゼルエンジンの2種類を用意し、5速MTもしくは6速ATと組み合わせます。
内装も外装同様にシンプルな構成で、人間工学にもとづいたデザインと座席位置によって、快適に過ごせるように作られており、効率的かつ安全に業務が行なえる設計となっています。
安全装備として、アンチロック・ブレーキシステムと電子制御制動力配分システムを組み合わせた、ABS+EBDなどの機能を装備。
価格は、ガソリンエンジンモデルが1億8800万ルピア（約179万7193円）、ディーゼルエンジンモデルが2億4400万ルピア（約233万2527円）での販売です。
実用性の高い荷台部に施す架装についても、さまざまな種類のものが用意されています。
保冷車などの業務用から、SUVのようなキャビンを取り付けたり、移動販売車やキャンピングカーの架装をすることまで考えられているようです。
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そんな新型ハイラックス“ランガ”に対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「こういうのが欲しかった」「魅力的」「アウトドア映えしそう」といったデザインに関する驚きの声でした。
また「日本でも売るのかな」「200万円くらいでこんな遊べそうなクルマがでたらワクワクする」「安くて楽しそうだから絶対売れるよこれ」など、国内導入に期待する声も多いようです。
2023年10月に東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」では、トヨタブースにIMV 0が出展され、話題を集めていました。
日本にはいつ正規導入されるのか、興味は尽きないところです。