スバル「インプレッサ」の2025年モデルが米国で発表されました。最新モデルでは機能がさらに充実しています。
■2.5リッターもある! 米国仕様の「インプレッサ」どんなモデル?
スバルの米国法人は2024年10月24日、2025年モデルの「インプレッサ」を発表しました。
2023年にフルモデルチェンジして6代目となった現行インプレッサは、このモデルから5ドアハッチバックのみの展開となりました。
米国仕様のパワーユニットは、最高出力152ps、最大トルク145lb-ftを発生する2リッター水平対向ガソリンエンジンに加え、最高出力182ps、最大トルク178lb-ftを発生する2.5リッター水平対向ガソリンエンジンの2機種を設定。
トランスミッションは全車リニアトロニックCVTを搭載するほか、上位グレード(スポーツ・RS)に8速マニュアルモード付ステアリングパドルシフトを採用しています。
また、運転支援システムでは、「アイサイトドライバーアシストテクノロジー」の最新バージョンが全車に標準装備。
「オートマチックエマージェンシーステアリング」は、「レーンキープアシスト付ブラインドスポットディテクション」と「リヤクロストラフィックアラート」装着車に装備され、走行車線内でのステアリング操作をアシストすることで、時速50マイル以下での前方衝突を回避します。
今回発表されたインプレッサ2025年モデルでは、装備の追加が行われました。
追加装備として、フロントウインドウのオートアップ/ダウン機能付きパワーウインドウ、オートストップスタート、パワードアロックとサイドミラー、チルト&テレスコピックステアリングコラム、キーレスエントリー、エンジンイモビライザー付きセキュリティシステムを設定。
フロントセンターコンソールにUSB-A入力/充電と3.5mmAUX入力、60/40分割可倒式リアシート、カーペットフロアマット、クロスバー取り付けポイント、ウェルカムライティングが採用されました。
米国仕様では、「ベース」「スポーツ」「RS」という3つのグレードをラインナップ。
なかでも、高性能な2.5リッターエンジンを搭載するRSは内外装も差別化が図られています。
専用デザインの外観は、フロントドアやバックドアに「RS」オーナメントをあしらい、18インチアルミホイールやブラック塗装のフロントグリル、サイドスポイラー、ドアミラーなどを採用。
内装は、カーボン調インナートリムやシートへのレッドカラーの差し色、高質感のある革を使用したステアリングホイールとシフトノブをあしらうなど、最上級グレードに相応しい特別感を演出しました。
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米国でのインプレッサ2025年モデルの価格は2万3495ドルから2万8385ドル、日本円で約356万円から約431万円です。2024年後半に発売される予定です。