秋のドライブシーズン到来。ホンダアクセスは自家用車を持っている1000名を対象にアンケートを実施し、食べ歩きや温泉街散策が人気を集めるなか、ドライブ派のレジャー動向に注目し行き先トレンドを発表しました。
■秋と言ったらやっぱり「食」でした!
2024年10月24日、ホンダアクセスは、自家用車を所有する20歳から69歳までのドライバー1000名を対象に「秋レジャーと車中泊に関する調査2024」を9月13日から17日に実施し、その結果を発表しました。
今回の調査によると、今年の秋レジャーにかける予算の平均は2万6225円で、昨年(2万8265円)や一昨年(2万8023円)に比べて減少しています。秋はドライブやレジャーに最適な季節ですが、物価高騰などによる家計の影響からか、その予算が少しずつ縮小しているようです。
では、秋に人気のレジャーとは、どのようなものがあるでしょうか。
今年の秋にクルマで行きたいレジャーのトップは「食べ歩き」で、全体の39.2%がこの回答を選んでいます。
次いで、「温泉街散策」(26.0%)や「紅葉狩り」(24.2%)が続きます。
特に60代の男性では、温泉街散策が一番人気で、温泉街の風情を楽しみたい、日頃の疲れを癒したいという願望がうかがえます。
また、紅葉狩りの人気スポットとしては、栃木県の日光が1位に選ばれ、香嵐渓(愛知県)や嵐山(京都府)も上位3位にランクインしています。
近年は、愛犬と一緒にレジャーを楽しむ人も多く、犬を飼っている回答者の約80%が「今年の秋に愛犬を連れてレジャーに行きたい」と答えています。
具体的には、「ドッグラン」や「ドッグカフェ」、「キャンプ」が人気のアクティビティとなっており、特に自由に走り回れるドッグランは52.7%の支持を集めています。
また、愛犬とのドライブで役立つアクセサリーについても質問があり、最も役立つとされているのは「シートマット・シートカバー」で、汚れや抜け毛の防止に役立つことが評価されています。
さらに、「車外飛び出し防止リード」や「ドライブセーフティネット」も人気が高く、これらは安全性や快適さを重視したアイテムとして注目されています。
車中泊に関する調査では、全回答者の34%が「車中泊をしたことがある」と答えています。
特に50代男性ではその割合が47%と高く、頻繁に車中泊を楽しむ人も少なくありません。
車中泊の際に利用する場所としては、「道の駅」が最も人気で、65%の人がこの回答を選んでいます。
また、車中泊の経験回数が多い人ほど、荷室をフルフラットにしてマットやマットレスを使用する傾向が強く、より快適な睡眠環境を整える工夫が見られました。
車中泊の楽しみ方として、男性では「夜間ドライブ」(32.6%)が最も人気で、女性は「星空観賞」(35.7%)が最も好まれているようです。
年代別では、20代で「バーベキュー」(37.8%)、60代で「朝日・夕日観賞」(32.8%)が特に支持されています。
車中泊の際に気をつけるポイントとして「トイレの場所確認」(48.5%)が最多で、「ドアロック」「車中泊可能な場所確認」が続きました。
必要なアイテムとしては「ブランケット」「スマートフォン充電ケーブル」「クッション」が上位に挙がり、特に女性ではブランケットの重要度が高い結果となりました。
今後も車中泊をしたいと思う人は全体で51.5%となり、年齢別でみると20代では73%とかなり多くなっています。
秋のドライブでは西日が強く、眩しさに対する対策が重要です。
調査によると、回答者の61%が何らかの西日対策を行っており、特に「サングラスの使用」が最も一般的でした。
また、「サンバイザーの使用」や「早めのヘッドライト点灯」もよく行われる対策であることがわかりました。
年代別に見ると、60代のドライバーが最も西日対策を重視している傾向があります。
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この調査結果からは、秋のレジャーに対する関心の高さがうかがえる一方で、家計の影響からかレジャー予算は減少傾向にあるようです。
また、愛犬とのレジャーや車中泊といった楽しみ方も広がっており、快適さや安全性を重視した車内アクセサリーの需要が高まっていることがわかります。
ドライブの際には、西日対策など安全面の配慮を忘れず、秋ならではの豊かな自然やグルメを満喫してみてはいかがでしょうか。