トヨタのポーランド法人は2024年10月25日、新型「カムリ」をトヨタショールームにて初公開すると発表しました。
■新型カムリ ポーランド市場へも
トヨタのポーランド法人は2024年10月25日、新型「カムリ」をトヨタショールームにて初公開すると発表しました。
トヨタの高級セダン「カムリ」は初代モデルが1980年に登場。当時は「セリカ・カムリ」という車名でした。現車名になるのは1982年に登場した2代目モデルからです。
現行モデルは、2023年に登場したアメリカと中国で発表された11代目。それが今回、ポーランド市場でも展開スタートとなりました。
北米トヨタのデザインスタジオであるCALTYがデザインを担当。エレガントで洗練された個性を維持しながら、スポーティな要素を備えたモダンな外観が表現されています。
最大の変更点はフロントフェイスで、「プリウス」など複数の新型車種にも用いられている「ハンマーヘッド」デザインが、カムリにも採用されました。
長くとられたフロント・リア双方のオーバーハングと低くなったリアルーフラインがダイナミックな外観を与えるとともに、抑揚のあるサイドラインはリアエンブレム周辺で収束するようデザインされています。
リアライトは新形状となり、トランクリッドとともにフロントフェイスと共通したイメージとなっています。
インテリアは威厳と優雅さを、現代性と快適な雰囲気とを組み合わせたものだといい、直線基調のインパネや大画面のインフォテインメントディスプレイに加え、大型化された液晶メーターを装備するなど、先進感を高めています。
パワートレインは、2.5リッター4気筒エンジン+モーターを搭載し、231馬力を発揮します。第5世代のハイブリッドユニットを導入して高効率化と低燃費化が図られています。サスペンションも再設計され、走りの味をよりスポーティなものへと進化させました。
このほか、新型レーダーとカメラを搭載する最新の予防安全機能パッケージ「トヨタ セーフティ センス」には「Toyota T-MATE」を組み合わせており、検知精度の向上や先読み機能などが強化されました。
販売価格は17万2400ズウォティ(約652万円)から。「コンフォート」「プレステージ」「エグゼクティブ」の3グレードが展開されます。
実車展示されるオープンデーは10月21日から26日まで。