2024年11月5日から8日の3日間、ラスベガスで「SEMA SHOW 2024」が行われます。世界最大級のカスタムカーイベントとして注目されますが、過去のSEMAショーには、トヨタ「FJブルーザー」が出品され話題を集めていました。どのようなモデルなのでしょうか。
■迫力たっぷりなランドクルーザーカスタム「FJブルーザー」に注目!
世界的なカスタムカーイベントとして、毎年ラスベガスで行われている「SEMA SHOW」。2024年は11月5日から8日かけて開催します。
例年、多数の魅力的なカスタムカーが登場するこのイベントですが、今回は2023年の「SEMA SHOW 2023」でトヨタ米国法人が発表した「FJブルーザー」について、詳しく見ていきましょう。
ランドクルーザーはトヨタが長年に渡って展開するクロスカントリー車。前身となる「BJ型」が登場したのは1951年のことで、その後の歴代モデルが培ってきた高い信頼性・走破性により、世界中で愛されています。
FJブルーザーのベースになっているのは1966年製の「ランドクルーザー ピックアップトラック(FJ45)」。今回のカスタムカーは、もともと「The Unstoppable FJ(止まらないFJ)」と呼ばれていましたが、その後「FJブルーザー」に変更されました。
エクステリアは、野性味のあるデザインとなっています。42インチの特製タイヤと20インチのホイールはインパクトたっぷり。さらに、フロントボンネットの上から顔を出すスーパーチャージャーなども装備され、迫力ある仕上がりとなっています。
インテリアもしっかり手が加えられています。座席はオリジナルの格子柄ベンチシートをオマージュしたレーシーなバケットシートに変更するなど、本格的なオフロードマシンに仕立てられています。
パワートレインには、TRD製のNASCARカップカー用V型8気筒エンジンとRancho Drivetrain Engineering製のレース向け3速オートマチックトランスミッションを組み合わせています。最大約735馬力を発揮、最高速度は時速約265キロにもなるそうです。
また、足元には、Fox製ショックとEibach製スプリングを備えたフルトレーリングアーム式サスペンションを装備しています。
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すさまじい存在感を放つFJブルーザー。今年のSEMAショーでは、どのようなクルマが展開されるのか、今から楽しみです。