2024年10月24日、日産は「ノート e-POWER」を使用した新しい移動サービス「日産ノート e-POWER 乗りステーション」を、2024年11月1日から6日までの期間限定で東京・渋谷と代々木上原エリアにて実施すると発表しました。無料で自由に乗車し、ノート e-POWERの電動走行を気軽に体験できる機会となります。
■“近くて遠い”問題を「ノート e-POWER」を体感して解決!?
2024年10月24日、日産は渋谷・代々木上原エリアで期間限定の新サービス「日産ノート e-POWER 乗りステーション」を提供すると発表しました。
このサービスでは、2024年11月1日から6日までノート e-POWERを使い、半径3.3km以内の行きたい場所まで、無料で自由に乗車することが可能だといいます。
日産の人気コンパクトカー「ノート e-POWER」は、100%モーター駆動の電動車で、日産の最新技術である「e-POWER」システムを搭載し、充実の装備に加え、個性的なカラーバリエーションが大きな魅力です。
電気の力で走るため、発進時の加速がスムーズで、騒音や振動も少なく、快適なドライブ体験ができる点が特徴となっています。
ノート e-POWERは、2023年12月のマイナーチェンジ以降も販売好調で、さらに進化した第2世代e-POWERシステムが好評を得ているようです。
今回の「乗りステーション」サービスでは、「いつもの街乗りも、楽しい時間に。」というコンセプトで開発されたノート e-POWERを渋谷区内の2か所のステーションから、半径3.3km以内の目的地まで自由にドライブできるもので、時速40kmでおおよそ5分程度の距離にあたります。
短時間ながら、ノート e-POWERの電動車としての魅力を十分に体感でき、都市部の近距離移動の快適さを実感できる設計とのことです。
この「3.3km」の距離設定には、都市部でよく見られる“近くて遠い”問題に着目し設定されています。
東京では、例えば新宿や渋谷といったターミナル駅近隣でも、乗り換えが必要な場所が多く、直線距離は短いにもかかわらず移動が不便なエリアが存在します。
日産はこの現状に注目し、通勤・通学や買い物などで週3回以上山手線を利用する278名を対象に調査を実施。
その結果、渋谷周辺(代々木上原、代々木八幡、西麻布、麻布十番、広尾)が32.7%、新宿周辺(東新宿、初台、北参道、神楽坂)が29.1%で、特に不便に感じるエリアとして挙げられたようです。
こうした背景を踏まえ、今回の乗りステーションは、渋谷区内でもアクセスに不便を感じることが多い渋谷・代々木上原エリアに設置されています。
利用方法は、ステーションに直接訪れ、スタッフに体験者と同乗者の人数、行き先を伝えるだけで利用が可能だといいます。(助手席にはスタッフが乗車します)
利用者はノート e-POWERに乗り込み、目的地に到着後、簡単なアンケートに答えるという流れになっています。
このサービスは、完全無料で予約も不要だといいます。
家族や友人との同乗も可能で、試しに乗ってみたい方や、電動車の走行感を感じてみたい方は、ぜひこの機会にノート e-POWERの新しい移動体験を試してみてはいかがでしょうか。