2024年10月24日、ステランティスジャパンは新型「Peugeot 208(プジョー 208)」を発売しました。コンパクトボディに独創的なデザインを採用し、先進支援システムが充実したモデルですが、一体どのように変わったのでしょうか。
■フロントデザインを刷新したビッグマイナーチェンジ
2024年10月24日、ステランティスジャパンは新型「Peugeot 208(プジョー 208)」を発売しました。
コンパクトボディに独創的なデザインを採用し、先進支援システムも充実したモデルといいますが、一体どのように変わったのでしょうか。
プジョー 208は、2012年に初代が登場したコンパクトハッチバックです。
現行モデルは2代目で、2020年にフルモデルチェンジがおこなわれ、ガソリン仕様に加えてEVの「e-208」もラインナップに追加されました。
今回マイナーチェンジされたプジョー 208は、どのように変わったのでしょうか。
エクステリアは、フロントフェイスを中心としたブラッシュアップが行われています。
センターに新世代ブランドロゴであるライオンエンブレムを配置したほか、ライオンのかぎ爪モチーフのシャープなLEDデイタイムランニングライトや大型フレームレスグリルを採用し、フロントフェイスにダイナミックな印象を与えています。
また、リアランプにも水平基調の3本線デザインが採用され、リアビューをワイドに表現しています。
GTグレードにはフルLEDヘッドライトが備わり、さらにブラックルーフ&ホイールアーチがよりスポーティな外観に仕上げています。
インテリアは、電子装備を中心としたブラッシュアップを実施。
10インチの大型タッチスクリーンを装備し、パークアシストカメラの解像度を向上、フロントのUSBポートをタイプCへ変更しています。
さらに、GTグレードには15Wワイヤレススマートフォンチャージャーを装備しました。
「プジョー 3D i-Cockpit」を採用し、ドライバーが視線をあまり移動せずに情報を確認できる設計となっており、センターコンソールには頻繁に使用する機能に素早くアクセスできる“トグルスイッチ”を採用しています。
シートはグレードによって異なり、GTグレードにはダイナミックシートが採用されていて、スポーティな乗り心地を実現しました。
一方で、アリュールグレードには長時間の運転でも疲れにくいコンフォートシートが装備されています。
また、GTグレードにはパノラミックガラスルーフもオプション設定されています。
ボディサイズは、全長4115mm×全幅1745mm×全高1465mm、ホイールベースは2540mmです。
パワーユニットは、最高出力100馬力・最大トルク205Nmを発揮する1.2リッターの直列3気筒PURETECHターボエンジンを搭載し、トグルタイプのシフトセレクターを採用したEAT8を組み合わせています。
燃費は、JC08モードで22.0 km/リッターとなっています。
先進運転支援システムでは、「アクティブセーフティブレーキ」や「アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)」、「レーンキープアシスト」などの先進安全機能が搭載されています。
さらに、スマートキーシステムにより、キーをバッグやポケットから出すことなく車両をアンロック・ロックできる機能もあります。
グレードは、ベーシックモデルのアリュールとフラッグシップモデルのGTの2つが用意されています。
ボディカラーは「アゲダ・イエロー」「ヴァーティゴ・ブルー」「ビアンカ・ホワイト」の3色展開となっています。
新型プジョー 208の価格(消費税込み)は、318万円から356万円です。