ロッキー2が、2024年9月中旬に開催された「横浜キャンピングカーショー 2024」にて、ホンダ新型「フリード」をベースにしたキャンピングカーを初披露しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■早くも登場! ホンダ新型「フリード」キャンピングカーに興味津々!
2024年9月中旬に開催された「横浜キャンピングカーショー 2024」では、個性あるさまざまなキャンピングカーが並びましたが、なかでもロッキー2がホンダ新型「フリード」をベースにしたキャンピングカー「フリード クロスター MV(Mountain Village)」を展示し、ひときわ注目が集まっていました。
一体どのようなクルマなのか、今回はロッキー2の担当者に、製作経緯やポイントについて話を聞きました。
神奈川県横浜市旭区に本社をかまえるロッキー2は、キャンピングカーの販売や修理、点検などを行っており、オリジナルキャンピングカー「MV(マウンテンビレッジ)」シリーズも展開しています。
今回展示された新型フリード クロスター MVは、2024年6月に8年ぶりのフルモデルチェンジをしたばかりの3代目新型フリードがベースとなっています。
新型フリードでは、「 AIR(エアー)」と「CROSSTAR(クロスター)」の2タイプが設定されました。
なかでもクロスターはSUVテイストの力強いデザインがポイントで、3列・6人乗り仕様に加え、シリーズ唯一の2列・5人乗り仕様が設定されています。
ロッキー2は、そんな新型フリード クロスター 5人乗り仕様をベースに、発表から短期間でキャンピングカー仕様として仕立てています。製作経緯について、ロッキー2の担当者は以下のように話します。
「そもそも先代モデルをベースにした『FREED+MV』を2024年2月に開催されたジャパンキャンピングカーショーで大々的に発表をしたところ、大変ご好評をいただきました。
その際、新型での発表を待ち望んでいるお客様も多くいらしたので、発売に合わせて企画と製作をしました」
横浜キャンピングカーショーに合わせて、新型フリードをベースにしたキャンピングカーショーを初披露したといいます。
続けて、車両の特徴やポイントについて前出の担当者は以下のように話します。
「老若男女問わずに使い勝手の良いコンパクトサイズのミニバンで、気軽にかつ車内空間がクラス最大級ともいえる広さは、新型フリード最大の魅力です。
また走行安全性能に優れ、長距離の運転も楽にこなせるホンダセンシングはまさに旅するクルマとしてベストだと思います。
新型フリード クロスター MVこだわりのポイントは、簡単に出来るベッド展開と、見た目に反するほどの広いダイネット空間です。
シンプルなのに装備が充実しているので、普段使いから車中泊、キャンプと様々なシーンで活躍できます」
新型フリード クロスター MVのボディサイズは全長4310mm×全高1755mm×全幅1720mm。
室内にはオリジナルシートが備わり、対面対座へと組み換えが可能。
取り外し可能なフレキシブルテーブルを用いてゆったりとしたダイニング空間としてくつろぐことができるほか、組み替えてベッドモードにすることも可能です。
ベッドサイズは長さ1800mm×幅1270mmと、大人2人がゆったり眠れるスペースが確保されています。
またサイドには木目を活かしたサイドシェルフ、上部は小物ラックとしても活用できます。
このほか走行充電可能な92AhのサブバッテリーやAC100Vコンセント、USBポート、外部電源コネクターなどをセットした電装キットを標準装備します。
新型フリード クロスター MVの販売価格(消費税込み)は398万円(ガソリン・FFモデル)から。
8ナンバーのキャンピングカー登録とはせず、3ナンバー仕様のままとなっています。
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新型フリード クロスター MVの反響について、担当者は以下のように話します。
「お客さまから多数の反響をいただいていますね。
お声としては、『女性でも運転に抵抗がないサイズ感が良い』『コンパクトなのに、車内空間が本当に広くてすごい』『通常乗車モードやダイネットモードの展開が簡単』『ベッドモードのままでも運転が出来るのが良い』などの声をいただいています」
初披露された横浜キャンピングカーショーの会場では、幅広い年齢層のユーザーが車両を細かくチェックする様子など、注目度の高い様子がうかがえました。