ホンダ「N-BOXシリーズ」には、世界初の画期的なアクセサリーが設定されています。それが「サンシェード内蔵大型ルーフコンソール」ですが、どのようなものなのでしょうか。
■「N-BOXシリーズ」に装着可能な世界初の“画期的”サンシェードとは?
“日本で最も売れてるクルマ”として知られているのが、ホンダの軽自動車「N-BOX」です。
N-BOXは2023年10月に全面刷新し、3代目モデルへと進化。質感の高いデザインや軽乗用車最大級の室内空間に加え、開放感のあるすっきりとした視界により、運転がしやすく居心地の良い空間を実現しています。
ラインナップには、標準仕様の「N-BOX」とエアロ仕様の「N-BOXカスタム」を用意していましたが、新たに「N-BOXジョイ」が設定され、2024年9月に発売されました。
新型N-BOX ジョイは、軽スーパーハイトワゴンとSUVをクロスオーバーさせたアウトドア仕様として投入。N-BOXの基本価値に加えて、気楽に心に余裕を持って毎日を楽しめるモデルとなっています。
外観は、丸目ヘッドライトとフロントバンパーやリアバンパー下部がブラックで囲われたデザインを採用。サイドにはドアロアガーニッシュが装着され、“道具感”を表現しました。
内装はN-BOXシリーズ共通のデザインを採用した一方、新型N-BOXジョイでは汚れが目立ちにくいチェック柄に、Nシリーズ初となる撥水表皮を用いたシートのほか、インパネ全体に汚れが気にならないタフネスカラーを採用するなど、アウトドアに適したインテリアとなっています。
そして新型N-BOXジョイでは、後席を前に倒すと出現する、広大かつ居心地の良いスペースで、足を伸ばして過ごせる「フラットテラス」も特徴のひとつ。
フロアのほぼ全面に撥水ファブリックを採用することで、飲み物などをこぼしても簡単に拭き取ることが可能です。
新型N-BOXジョイには数々の純正アクセサリーが設定されており、個性あふれるスタイリングにカスタマイズすることができます。
「N+IroDoRi~普段の暮らしにプラスして、外遊びで彩りを~」をコンセプトとした新型N-BOXジョイの純正アクセサリーでは、1972年に発売されたホンダ「Life Step Van」のデザインを彷彿させるスタイル「ACTIVE LEISURE STYLE」が注目されます。
「HONDA」ロゴを配した「フロントグリル」や、専用バンパーとコーディネートできる「LEDフォグライト」、エクステリアのアクセントとなる「デカール(サイド&リア)」や「デカールセット」など、遊び心や懐かしさを感じさせるアイテムが用意されました。
そして、N-BOX・N-BOXカスタム登場時に設定された「サンシェード内蔵大型ルーフコンソール」も新型N-BOXジョイに装着可能。
これは、フロントガラス上部に設置し、小物などを収納することができる「大型ルーフコンソール」にサンシェードを組み合わせたアイテムで、ルーフコンソールとサンシェードを融合させた商品として世界初だといいます。
サンシェード内蔵大型ルーフコンソールが画期的なのは、ルーフコンソールとして使えるのはもちろん、内蔵されたサンシェードを上から引き出し、フロントガラスを覆うことが可能な点にあります。
開発したホンダアクセスの担当者によると、引き出したサンシェードはダッシュボード中央に配された留め具に固定し、片手で外して巻き上げることができる手軽さもあって、N-BOX・N-BOXカスタムの購入者の1割以上が装着する人気アイテムとなっているそうです。
1つのアイテムで2つの機能を持たせたサンシェード内蔵大型ルーフコンソールは、車内での着替えや個室感を求めるユーザー向けに開発されたもので、新型N-BOXジョイでも売れ筋商品となることでしょう。