トムスは高級ミニバン「ヴェルファイア」用の専用エアロパーツセットを発売しました。
■ヴェルファイア向け「トムスフルエアロ」発売
トヨタ車のカスタムパーツを手掛けるトムス(TOM’S)は2024年11月1日、高級ミニバン「ヴェルファイア」用の「TOM’Sスタイリングパーツセット」(以下スタイリングパーツセット)を発売しました。
トヨタ「ヴェルファイア」は2008年に登場したラージミニバンです。「アルファード」の姉妹車としてラインナップされ、強い存在感のフロントフェイスや精悍なリアデザインを採用しています。
現行型は4代目で、2023年6月に発売。ボディサイズはそのままに、GA-Kプラットフォームの採用による体幹の強化や先進機能の向上、デザイン一新が図られたほか、ヴェルファイアでは専用足回りやターボエンジンなどを備え、スポーティなモデルとしてキャラクターを分けています。
今回、この現行型ヴェルファイア向けにスタイリングパーツセットが追加されました。アルファード向けは7月に発売されています。
スタイリングパーツセットのデザインコンセプトは「Go Ahead!(ゴー アヘッド!)」。
「ヴェルファイアの個性を一層引き立たせ、ターボエンジン搭載車にふさわしい空力性能を実現し、スポーティでありながら威厳を感じさせるデザインが、格別な存在感を演出」するといいます。
パーツの構成は「フロントアンダースポイラー」「サイドスポイラー」「リアアンダースポイラー」の3点で、それぞれデザイン性だけでなく機能性も持たせています。
フロントアンダースポイラーは、前方に延長したスポイラー形状とバンパー側面にフィン形状を採用することで、フロントタイヤハウスに沿って流れる空気を整流。
これにより、走行時にタイヤハウス内の高い圧力を下げ、フロントタイヤのふらつきを低減させるとともに、サスペンションがしっかりと動くことでノイズの低減と振動を抑制し、路面に吸い付くダイレクトな接地感をドライバーにフィードバックするといいます。
サイドスポイラーは、タイヤハウスで発生する乱流と、横方向から車の底面に流れ込む気流を防ぎ、後方にスムーズに流すことで高速走行時の安定性を実現します。
リアアンダースポイラーは、バンパー側面のフィン形状の整流効果により、側方からの空気の流入を抑制し、車両の底面を流れる空気をスムーズに後方へ排出することにより、高速走行時の車体の安定性が大幅に向上します。
また、それぞれのパーツにはブラックの加飾を配すことで、ヴェルファイアの精悍な印象をさらに引き立たせるものとなっています。
ヴェルファイア用スタイリングパーツセットの価格(消費税込・工賃含まず・塗装品)は46万7500円です。
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なお、これらのアイテムに加え、9月にはアルファード/ヴェルファイア向けホイールとして、鍛造1ピース構造でフィンタイプの20インチアルミホイール「TWF05」(通常は18または17インチ)を設定。
カラーはクルマの色や好みに合わせて「グロスブラック」「スパッタリング」の2色を用意しています。
また、「トムス×ブレンボ ブレーキキット」は、フロントブレーキを6ポットキャリパーに、ローターも380mm径×34mm厚とするもので、ブレーキ性能を大幅に向上。キャリパーはレッド塗装でトムスとブレンボのロゴがあしらわれ、足元をスポーティに彩ります。
20インチアルミホイール TWF05の価格(消費税込)はグロスブラックが50万6000円、スパッタリングが61万6000円(いずれも4本)、トムス×ブレンボ ブレーキキットは70万9500円です。