トヨタのフランス法人は2024年10月11日、「アイゴX(クロス)」の新たな特別仕様車「アイゴ X JBLエディション」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■快音のトヨタ最小級SUV
トヨタのフランス法人は2024年10月11日、コンパクトクラスのクロスオーバーモデル「アイゴX(クロス)」の新たな特別仕様車「アイゴ X JBLエディション」を発表しました。
アイゴXは、欧州市場におけるトヨタのエントリーモデルです。2015年に「アイゴ」として初代がデビュー。2021年に2度目のフルモデルチェンジが行われた際、大径タイヤと最低地上高が若干高めに設定されたクロスオーバータイプとなり、それに伴いアイゴからアイゴXへと改名されました。
ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mm。ホイールベースは2430mm。
パワートレーンは最大出力72PS・最大トルク93Nmを発生する1.0リッター直列3気筒エンジンにCVTまたは5速MTを組み合わせています。
そんなアイゴXに音響機器ブランド「JBL」のプレミアムサラウンドシステムをはじめ内外装を特別に仕立てたのが今回発表されたJBLエディションです。
フロントドアにフルレンジスピーカー、フロントピラーにツイーター、リアにサブウーファーを配置した4+1構成で、助手席の下にある300Wアンプを介して臨場感あふれるサウンドを再現します。
アイゴの室内環境や走りに合わせた専用設計で、その開発に数百時間が費やされたといいます。
ボディカラーはJBLエディション専用のジャスミンシルバーを採用。アルミホールは18インチのマットブラックで、スポーティな雰囲気を高めています。
インテリアはハーフレザーシートが専用で、背もたれのJBLロゴと紫色のステッチが特別感を演出しています。
JBLエディションの価格は2万2450ユーロ(約370万円)、キャンバストップ仕様が2万3350ユーロ(約385万円)です。今回の発売記念としてオリジナルプレイリスト「The Sound of Noise」もリリースされました。